NORIKOの週刊日誌

 
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2001.9.30 28日議会最終日に「テロに関する決議」が共産党も含む賛成多数で可決された。反対は私一人。随分悩んだが「国連と我が国の決定に従う」と、明言した提案者の言葉を聞いて「報復戦争の後押しはまっぴら」と、反対を決めた。

 共産党は「国連」という言葉を入れたと言うが、国連よりなにより日本には憲法があり、憲法にもとずいて決定するべきだ。私は反対討論で「小泉総理は自衛隊派遣など、国会での審議もせずアメリカで約束し国民をバカにしている。また、イージス艦の護衛に自衛隊がつき集団的自衛権など違憲の疑いがある」と言った。 また、「小泉総理の所信表明がされたばかりの時点で、京田辺市議会においてこの様な決議は出してほしくなかった」と付け加えた。

 「きっとまた共産党にたたかれるだろうな」と思ったが、市民のほうが正しい判断をしてくださるだろうと信じています。

 橘氏がまた暴言を吐いたらしい。「とうちくに飛ばされた職員・・・」という言葉を訂正せよと幹事会から申し入れをしたが、「自分が一番正しい橘氏」が、聞くわけがない。ましてや市民には見えないところでのやりとり。それにこういっては何ですが、橘氏にとってはこんなの暴言のうちに入りませんよ。もっとひどい言葉を私は聞いていますから。

 滑稽な話ですが、市議のバッチを市民には見えない服の裏に着けていることが橘氏を表しています。

 私は申し合わせに従い今回から議会では着けます。もちろん別にバッチを着けたからと今までと何も変わりません。

 2001.9.26 11月11日に森毅さんをお招きします。スタッフ会議を開きましたが、話はもっぱらテロから始まり日本はどうなるのかという話。完全に憲法違反であり自衛隊法違反ではないのか。このままいけば徴兵制度もあっさりやってしまいそうです。

 当然ですが戦争は絶対嫌です!今ここで戦争はNO!と言わなければならないでしょう。あちこちでテロに関する議会決議が出てきています。京田辺市もご多分に漏れず。こんな議会決議に何の意味があるのかわかりません。ヘタすると今なら戦争して、犠牲者が出てもテロリストたちを殺せ!ということになってしまいます。本当にテロにくしなら、「報復戦争に加担しない」と、はっきり明記するべきです。

 オウム事件の時は決議を共産党が出してきました。私は法治国家としての対応が必要だとして賛成しませんでした。まるで「昔」を思わせるやり方だと感じてならなかったのです。今回も同じようなものです。「国民総意」とする踏み絵のようなもの。

  必要なことは自分の頭と心で判断することです。あーそうか、やっぱり正しい歴史を学ぶということは、あわてず騒がず冷静に判断できるということなのですね。小泉なんか国民の方なんか向いていない。そんなのにごまかされないようにしなければなりません。小泉を選んだ人たちの責任は大きいです。

 それにしても権力を持った男というのは戦争が好きです。かつて女性も闘った時代はありますが、でも今の現状は正に男の世界。困ったものです。

 2001.9.24 神戸から帰ってきました。中島絢子さんは元気にマイクを持って市民に自分の思いを語っていました。“こんな街にしたい”と、語る中島さんの言葉は、長年中学生の丸刈り問題や被災者支援法に取り組んできた人だけが話せる言葉でした。“自立した市民になろう”という強い意志が感じられました。

 震災便乗型公共事業の神戸空港建設計画について、“今、住民投票を唱える人は本当に反対派とは言えないな”と私は思っています。反対派の市長を生み出し、“空港、NO!”と言うのが一番なのに、何やッてんのかな?というものです。だって神戸市議会で、すでに住民投票条例案は否決されているのですから。それならはっきり反対を言っている人を支援するのが本当です。「住民投票、命!」というのは、浅はか。

 自衛隊が空母キティーホークの護衛という名目で行動を共にしました。国民をバカにした話です。これで日本は米軍と共に闘う意志を世界中に知らしたのです。議論など全くありません。戦争に巻き込まれていく姿とはこんなものなのでしょうか。小泉総理の軽さが出ました。小泉総理にとって、人の命の重みはどんなものなのでしょうか、心配です。

 京田辺市には東洋一ともいわれている祝園弾薬庫が、精華町とまたがり存在しています。テロリストが基地を狙うなら弾薬庫が先だというのは、素人の私でも分かります。また、映画でもよく見るように輸送車をねらうのも世の常。久村市長に「安全かどうかもわからないのに交付金約3500万円もらっていて良いのか」と、質問をしました。相変わらず「次田議員の質問に何回も言いますが、国が安全といっているから安全だと思っている」と、決まり切った答えしか言いません。「弾薬庫の中ぐらい見せろ」と言ってほしいものだし、市民の安全を守るべき市長の責任でしょう。

 周辺事態法などの説明が2年ぐらい前の市長会で行われましたが、京田辺市長は欠席。弾薬庫を抱えている自治体の市長としては無責任。きっと今も事の重大さは感じていないのでは?一番危機感を持つべき立場だと思うのですが・・・。

 2001.9.20 しばらくパソコンの調子が悪かったのでご迷惑かけました。やっとなおりました。また、よろしく。

 京田辺市は各課に数台づつパソコンの導入をしました。来年度は職員全員に配布するそうです。この日誌を読んで下さっている職員の皆さん、宝の持ちぐさりにならないようにしてください。もうしんどそうにしている管理職も解っていますが、がんばって下さい。でもゲームなどに使用するのはダメです。活かされているかどうかみんなが見ていますよ。

 では、ただ今から建設委員会に行って来ます。

 2001.9.18 17日の一般質問で、私は市長に「プレスに『食糧費0もありえる』と、はっきり減額を発表したのだから、議会でも言うべき」と詰め寄った。その事に応え、市長は「食糧費を減額する」と意思を表明した。結構なことだが、そんなこと監査結果には書かれていない。市長も認めない監査結果を出した監査委員たちの質が問われる。解任するべきだと私は思う。

 それと私は食糧費0とは言っていません。お間違えなく。

 ガイドヘルパー事業を市は約1500万円の委託料を出し行っている。これは視覚障害者のためのガイドヘルパーだが、出掛けたいときにはいつでも出掛けられるようにしてほしい。ただ問題は支出の仕方だ。京都府視覚障害者協会から、請求書、事業報告なるものが来ると利用者側に確認もしないで支払われている。

 向日市などでは確認書のようなものが、利用者側に送られて来て照らし合わせる。これで当たり前だ。水増し請求などを防ぐためには常識。でも他にも同じようなことがあるので、9月議会が終わればひとつづつチェックしていくことにする。

 「ガイドヘルパーさんの利用回数をいきなり減らされた」と相談を受けた。事情を調べるために、請け負っている団体がどのようなものか、市職員に聞いたがはっきりしない。「民間でしょ?」と聞いてみると「さあ?」とくる。「何人の視覚障害者が利用しているの?」と続けて聞くと「調べます」とおっしゃる。「担当者が調べんとわからないの?」「私、変わったばかりなんです」「いつ?」「4ヶ月前」「4ヶ月もたってます!」

 多額の委託利用を払いながら、なにをおふざけか!それに驚くことに、ある宗教を信仰している視覚障害者に対し「宗教活動が社会参加といえるかどうか」などという言葉まで出る。信仰の自由は憲法で守られているのに何考えているのでしょう。

 いろいろ調べる中、市はガイドヘルパー事業といっても、単に窓口で受付をしていただけのこと。制度が出来た意義を理解していない。私は利用者にアンケート調査などをし、利用状況や満足度を調べることを議会で要望した。もちろん支払うためには、業者からの請求書だけでなく、チェックするために利用者にも利用状況を確認するよう申し入れた。福祉部長は前向きな答弁だったので、12月議会で確認しよう。

 介護保険利用でも、国保連からの請求だけで言われるままに支出している。施設利用者も含め徹底チェックが必要だ。

 公費を預かる皆さん、自分のお金だったら支出の際、計算間違いや多く払いすぎていないかなど、自分で計算するのではないですか。公費はなおさら慎重に、慎重にお願いいたしますよ。

 2001.9.14 職員に暴力をふるい辞職勧告を受けている橘氏が、一般質問を事実上強行した。私と自民党は一貫して抗議の退席。公明党は公明党らしく、出たり入ったりと風見鶏状態。抗議の申し入れをした議長会派は、メンツを気にして退席はしなかった。共産党は、市民の思いとは裏腹に議場に居残った。ただ、井上薫議員だけは、出たり入ったり・・・これは、抗議とか何とかというポリシーとは関係なく、じっと座っていられないだけでいつものこと。

 問題の橘氏はテンション高かったと聞く。「くどくとと偏見にみちみちた言葉を、また聞かんならのですね」と、職員も渋い顔。初日議長から「バッチを着けてください」と着けていない私は注意された。橘氏は、人に見えないところに着けているので注意なし。やり方がなんかせこいなぁー。私は、着けるときは着けます。着けないときは着けない。

 洛南タイムスには「職員に暴力の橘議員が登壇」と出ていた。そうなんです。それを忘れてはいけない。暴力は人の尊厳やプライドを傷つけるものであり、職員がもし、暴力をふるったら何らかの処分が出ます。身分の守られている議員だからこそ、議員は自らを糾さなければなりません。のど元過ぎれば・・・問題を見間違ってはいけないと私は思います。

 明日から市職員の採用試験が始まります。天理市は大変な事件が起こっていますが、人ごとではありません。採用に際し、チェック機能があるのか職員課長に聞いてきました。一定本庁には審査会がありますがどのように機能しているのか見えません。消防職員採用には全くそのような審査会はありません。ハァー!深ーいため息が出ます。

 市消防団との飲み食いについて、私と市長宛に投書が来ていました。「必要だが回数が多い」とか書いておられました。一つだけはっきり言わせていただくと、「公費・税金でするな!」と、私は言っているのです。それだけのことです。

 2001.9.13 9月議会一般質問が始まった。羽原議員は私の所属しているこれからの市民の自治を考える会が、派出所の早期設置を求める署名活動を行っていることに焦ったのか、「私は平成7年に派出所の件で質問しています」と、必死になっていた。これでいいのです。私たちが動くことによって、ちゃんと仕事をしていただくこともねらいの一つなのです。

 市長は「権限委譲したから」と、ろくろく答弁に立たない。楽で良いですよね。でも、政策論議をするのだから、市民に自分の声で考えを述べるべきだと私は思う。あんまり人任せだと存在を忘れられますよ。「いなくても良いのと違う?」と言われかねませんよ。

 共産党はまたいつものように同和施策についてヤイヤイ言っていた。井上薫議員もヤジを飛ばしていた。「関係団体の食糧費になっていたら、誰かさんに裁判されるで」・・・誰かさんというのは私のことらしい。そんなに同和対策に使われた公費に疑問をもっているのなら、私のこと言わんと、ヤジ飛ばしている井上議員が裁判したらいいのに。私は今、手が一杯なのです。

 アメリカはすごいことになっている。テロは恐ろしいし、決して許してはならない。でも、アメリカもイランやかつてはベトナムで破壊行為をしていたことを忘れてはならないし、また、同じ事をする可能性もある。「窮鼠猫を噛む」と言う言葉が浮かんだ。 

 2001.9.11 9月議会が始まった。早速出てきたのは、助役と教育委員と公平委員の選任案。私は今回全部反対。勿論反対討論をした。助役案件については、「市長にはポリシーも独自性もない。政治手腕に疑問。市消防団などへの公費支出を一緒に考えてきた人物を助役とすることは認められない」ということが大きな理由だが、教育委員に関しては、「歴史教科書などの採択に対応できるかどうか疑問がある」と討論した。共産党は、ぐたぐたした、はっきりしない賛成討論をしていたので、「そんないうにゃッたら反対したらいいのに」と思わずいってしまった。

 「賛成か反対か解らない討論は、私はしません。公平委員が20年もする事自体、不公平のもと。もっと風通し良くするべき」と、長すぎる公平委員についても反対しました。続きに「市長は、他の議員にはрナ人事案を頼んだりしている。私は頼まれてもいない。賛成はしません」別に頼まれても賛成するとは限らないけれど、なんかやり方がこそくです。

 2000年度の決算も出されたが、女性政策に使われたお金は約330万円。そのうち、調査などの委託料に約250万円だから、実質80万円でやっている。少なすぎる。それに比べ、市老人会は550万円まるまる。市長の票田だからかもしれないが、この差はあんまりです。

 新助役予定者は、「予算に関係なく内容」とおっしゃったので、「それなら、他の団体にも同じ事を言ってください。女性政策は重要課題として、福祉部から政策推進に担当を変えたのではないのですか。ドメスティックバイオレンスや児童虐待問題など緊急課題もある。また、研修に多くの女性たちに参加してもらうためには、お金が必要です」と、詰め寄った。「出来るだけの予算獲得の努力をする」と、新助役は答弁した。

  2001.9.6 9月議会は11日から始まります。17日の朝に私は一般質問いたします。前回同様、消防団の皆さんの傍聴をお待ちしています。もちろん、一人でも多くの市民の皆さんの傍聴をお願いいたします。

 学校で議会制民主主義や間接民主主義などなど教えておられる先生方、一度は“生”で見たほうがいいと思いますよ。

 教育委員会委員の人事案も出されますが、今回は反対します。なぜなら、ただでさえ、年齢の高い委員ばかりなのに、また60代。30代40代の今子どもたちを育てている人を選ぶべきです。市長は女性を登用と言うことで支持を得られると考えたのでしょうが、いつも言ってるように「女なら誰でもいいと言うことではない」のです。

 それでなくても歴史教科書をつくる会などが、4年後の改定を目指し本腰を入れてくるのは目に見えています。その事なども含め対応していかなければならないのにいいのでしょうか。まだまだ“名誉職”とお考えのようですね。ここにも市長の人脈のなさが伺えます。

  2001.9.5 市民運動も数々あるが、私が最も嫌いなパターンはマスコミなどが騒ぎ出したらやたらと関わり始めること。例えばハンセン病患者さんたちが勝訴するやいなやバスツアーとかなんとか言って「見学」に行ったり・・・こんなん一番嫌いです。長い時間ほったらかしにしていたのは、国は論外ですが、私たちも同じ事です。恥ずかしくないんかな?と思ってしまう。みんながみんなと言いませんが、こんなんに限って選挙の下準備だったり・・・

 久村市長は何を考えているのか理解できません。昨日の記者会見で「消防団との飲み食いを見直し、食糧費も0にするかも・・・」でも、今年はこのまま飲み続けるらしい。やめんにゃったらさっさとやめるべき事。今年までは飲み食いOKで、来年からあかんという理由は成り立つのでしょうか。

 その他の言い方もヘン。「団長と相談して」やって。あなたは市長ではないのですか?なぜ、ご自分で決めないのでしょう。それにもっとおかしいのは、「監査結果を受けて見直す」と言いますが、よーく読んでくださいよ。市監査委員は「公費での飲み食いを今後も続けて良い」と言っているのです。「監査結果を受けて」と言うなら「飲み続ける」というのが正解でしょう。

 これは3期目市長選への対策の一つですね。こんな子供だましみたいなもの通用しませんよ。はっきり言って市長のやり方は「支離滅裂」です。

 噂どおり助役人事案が出てきた。市役所内部からの選出。人柄がどうということより、「噂」の正確さに驚くというか、絶対この人という人がいないし市長に人脈もない。でもこれは3期目出馬確定と宣言したも同然。「2期で辞める」と言ったなら守らなくっちゃ。やっぱり権力もつと“欲”が出るのでしょうか。

 3期目市長選挙の売りは「2004年開設予定の北部老人福祉センター」でしょうか?それでは市民がいい迷惑。施設はもっと急ぐのですから。それとも他に久村氏ならではのものがあります? 

  2001.9.2 秋の気配を感じます。今年は本当に暑く、特に高齢者の方たちは辛かったと思います。81歳の母も熱中症になり、数日点滴を受け心配しました。皆さんは大丈夫ですか。

 町内の掃除に言ってもご近所の方たちから、「テレビ見たよ。がんばってね」と、暖かい言葉を何人もかけてくれました。昨日は市外の友人からも「見た見た!緊張してたね。負けへんよ、きっと」と力強く言われました。夜にはメールもたくさん来ており、中には「次田さんの緊張した顔と、久村市長の作り笑いが妙に対称的でした」とあり、ビデオを見直すと確かに私は緊張気味。久村市長は余裕?の笑み。

 「共産党は何してたの?まさか一緒に飲み食いしてたのでは・・・」というメールも共産党シンパを名乗る方から入っていました。「・・・飲み食いをしていたかどうかはは知りませんが、れっきとした団員さんでした。それ以上のことはご本人たちにお確かめ下さい」と、お答えしておきました。

 何が気に入らないのか、井上薫共産党議員は聞こえよがしに嫌みをブツブツ言っております。以前も“うっとおしいなぁ”と思っているところへ「レベルの低いヤジはムシムシ!」と、私のメールに入っていました。感謝!

 9月議会では消防団についてはもちろんのこと、市消防体制の充実についても質問します。また、松井山手駅周辺の治安が悪く心配です。今、市民グループと一緒に署名活動をしていますが、松井山手駅に交番を早急に作ってほしいので、話の進み具合なども聞きながら、早急に作るよう強く要望していきます。他には、教育問題と福祉問題。お時間が許せば傍聴をお願いいたします。

 今日、一ヶ月ぶりに息子が韓国から帰ってくる。どんな夏を過ごしたのだろうか。よっぽど楽しかったのか、ほとんど連絡なし。教科書・靖国問題などで心配になり、思わず私の方からрしてしまった。「ぜーんぜんだいじょうぶ。みんな親切にしてくれる。じゃあな」とあっけない。でも安心したり、お世話になっている先に感謝したり。今夜は、彼の大好きな春巻きを山ほど作って、お気に入りのアイスクリームを冷凍庫に一杯入れて・・・ひさしぶりに“母”をするかな。

  2001.8.31 いろいろ考えましたが、昨日久村市長個人を相手取り提訴しました。勿論、市消防団幹部と議長を含む市幹部との飲み食いに使った税金を返してもらうためです。市長はマスコミに「監査結果でピリオドが打たれている」と、訳のわからないコメントを出しています。

 監査結果はあくまでも市監査委員の意見に過ぎません。まして、井上監査委員は元市消防団幹部。ある意味、監査結果を見るまでもなく結果はわかっていました。しかし、今回の監査結果は私の想像を上回るひどいものだったのです。「何言うてんの!」「監査委員やのにおっかしなことを」・・・私はブチクリながら読みました。

 1 市消防団が危険な活動をしているなら、装備を整えたり、危険に見合った報   酬や保障を全団員にすべきです。

 2 強固な団結も、意思疎通も、士気高揚も結構ですが、公費でする必要はあり   ません。消防団員は特別公務員ですから、明らかに「官官接待」です。

 3 周辺市町では、消防団と100%税金で飲み食いしているところはありませ   ん。

 4 関東大震災の時、消防団は自警団として在日朝鮮人に残虐な行為を行った   歴史があります。こういった背景も考えて、合理的で開かれた消防団にする   べきです。 

 夕方早速議会だよりを配りに新田辺に行きました。「テレビ見たよ。がんばってや」「あなたみたいな人が必要です。応援してます」「新聞読んだよ。期待してるからね」「あんたが次田さん?新聞見たよ」と、イーパイ声を掛けてもらいました。内心、“みなさんどう思わはるかな”と、ヒヤヒヤしていましたが、暖かい言葉ばかりに、「ありがとうございまーす!」大きな声でお礼を言いました。

 皆さん、今回は弁護士さんにはついてもらわず、一人で頑張りますので、暖かいご支援よろしくお願いします。とにかく、ビールの泡になった血税を返してもらい、今後この様な公費の使い方をさせないために一生懸命やります。応援よろしく!

  2001.8.28 日本語教室の夏休みが終わり、昨日はひさしぶりに生徒さんやボランティアのみんなと顔を合わせた。中国に帰っていた人や、家にいた人様々だけれどみんな元気だった。私の夏休みは早くにとってしまったため、ズーと仕事でした。

 26日には男女共同政治参画セミナーがスタートした。精神科医の川端先生に子育て支援について講演してもらった。「子育てと言うが何をどう育てるのか」と、言われてみると難しい。「自治体で、生まれた瞬間から親子に対するケアーを出来る体制がどこにもない。また、助産婦の資格をもっている保健婦はほとんどなく、もっていても現場経験がない。これでは親を含む新生児ケアーは出来ない」と、先生はおっしゃった。そういえば、京田辺市も16人の保健婦がいるが、助産婦の資格のある人は一人で、現場未経験。 先生が新生児ケアーの大切さを細かくひもといてくださり受講生も私も深くうなづいた。

 2講座めは、あのびわこ空港を止めたと言われている滋賀県オンブズマンの浅井秀明さんが、情報公開の意義を経験を通してわかりやすく話してくださった。長いお付き合いだったが、オンブズマンにどういう経過でなったのかじっくり聞いたのは始めて。また、失敗談も披露してくれた。

 「滋賀県が、ある空港反対集落に200万円をばらまいたことにたいし、僕たちは裁判しなかった。これで安心した滋賀県は16億円という巨額な公費を、接待や研修?旅行、補助金としてばらまいた。あの200万円の裁判をしておけば16億円も使わせることにはならなかった」と、悔しそうに語った。そうか、そんな副作用もあるのかと思った。

 終わってから一緒に来ていた仲間たちと京田辺市消防団について、あれこれと話し合った。「それにしても、よう飲む消防団やなぁ」と、浅井さんもびっくりしていた。

  2001.8.27 松井山手駅周辺の治安が大変悪くなっており、多くの住民の皆さんから何とかしてほしいと電話やメールをいただいている。そのため私の所属しているこれからの市民の自治を考える会で、先日から「松井山手駅前交番の早期設置を求める要望署名」を開始した。始めて約十日だがドンドン集まっている。

 中には法人も署名してくださっており、いかに切実かよくわかる。第1次締め切りは9月20日。第2次締め切りは11月30日としており、9月の一般質問でも強く要望していきます。

  2001.8.25 全国革新議員会議に桂睦子茨城市議がパートナーとベビーちゃんと3人で参加していた。なんと最高齢80歳近い井上すず元国立市議から2ヶ月のベビーまで、幅広い?事です。チョコッと顔を出した私のつれあいが、子守にいそしむパートナーさんを見て「俺もこうやったなぁ。会議中泣いたら廊下であやしてた。大変やったで」と、妙に懐かしんだり、パートナーさんに好意的だったり・・・女たちは毎日やってんですけどね。

 議員が出産しても何の保障もない。でも幅広い層から議員をつくる方が良いわけだし、そうなると保育も含め見直していく必要がある。出産・育児休暇も必要ではないか。外国ではそんなシステムをとっている国も増えてきた。議会改革の一つ。

 議員の今の状態は、別に職業をもっている人か、定年後の年金受給者か、私のようにつれあいが定職に就いている人か、坊ちゃんでなければ現実の話として手取り28万円位では厳しい。これでは立候補者が限られてくる。報酬の値上げを言うのは躊躇するし、ましてこのご時世、うっかり報酬値上げを言えばバッシングを受けかねないが、議会改革には報酬の問題は大きいのです。京田辺市は財政破綻もしていないのに議員報酬を事実上、何年も値下げしている。「お人好しの議員さんたちでよかった、よかった」と笑っているかも。

 「氷室の財産区が堕ちてしまいました」電話の向こうの声を聞きながら、力が抜けていくのを感じました。枚方市の計画している第2清掃工場。計画地の一部を所有している氷室財産区の反対派の一部が賛成派に寝返ってしまったとか聞くが真実はわからない。あれだけ結束が堅かったのに何があったのですか。解せません。

 大阪府議にも現地を見てもらった。「こんなきれいな山の側でごみを燃やす感覚がおかしい」と言った。あの横山ノック氏が知事の時「清掃工場建設の前に周辺整備が必要」と、枚方市が私たち京田辺市民の水源に埋めっぱなしにしている産廃を何とかしなさいと指摘。このことにもツケを残した以外、枚方市は何もやっていない。

 枚方市にめちゃくちゃ腹がたつが、それよりも、京田辺市はなにやってんですか!市民の命と安全を守るのが最大の仕事ではないか。「枚方市は、市民とも話し合ってやってきた」と言うけれど、まったくそうではありません。答えありきは話し合いとは言わない。市民へ対応したというアリバイだけです。久村京田辺市長、八方美人も程々にしてください。手に負えないのなら市長を辞めるべきです。

  2001.8.19 全国革新議員会議大坂集会から今帰ってきました。充実して3日間でした。恥ずかしながら私は知らなかったのですが、この会は1974年三里塚の戸村一作さんを参議院に送り出すため、全国の革新議員を集めて始まったとか。当時からの会員、元国立市議の井上すずさんのお話しを聞いて「なーるほど」と、驚いたり感心したり、高校生のころ三里塚に行ったことのある私としてはなつかしかったり。 でもこの会の議員は本当によく勉強している。「私もがんばらなくっちゃ」と、刺激を受けた。

 ジャーナリストの大谷昭宏氏のお話も聞いたがチョット違和感があった。特に女性議員たちからは、フェミニズムをあまり理解していないのではないかという感想もあった。わたしも少年法の改定を進めている発言には全く納得できなかった。「革新・市民派議員は緊急にしなければならないことがあるのに議論の焦点があっていない」というように厳しい言葉もいただいたが、緊急対応ばかりも議員の仕事とは言えない。

 それにしても夜は鶴橋に行ったり、フィールドワークではピースおおさかやドーンセンターに行ったり、元気な人たちは今夜は尼崎に行くとか。来た続きに一つでもたくさん見て行こうという意気込み。とにかくタフです。

 私は「小泉総理の靖国公式参拝に抗議する」決議案を出した。少しみんなで手直しをして決議した。早速あちこち送らなくっちゃ。

 市消防団と公費を使って飲み食いしていることへの、私の出した監査請求が棄却になったのはご承知のことと思います。匿名でもいいので、訴訟すべきかどうか御意見を下さい。一人でたたかっていると周りからの見方が見えない時があります。どうかよろしく。

 2001.8.15 「小泉の靖国公式参拝、抗議集会」に参加した。300人以上の人が来ており座るところもなかった。井上二郎弁護士や韓国で政治犯として捕まっていた徐勝さんの抗議の話が続いた。また、実行委員会に加わっている中国人女性が、「戦争被害者の心がいやされない限り加害者の心もいやされない」と言った。

 最後に、上杉聡さんから「つくる会」の出した教科書採択について報告があった。「全国で1%未満であり、たとえ隠れている部分があったとしても3%未満の採択にしか過ぎなかった。これは平和勢力の力の結集であり、この中にはいろいろ言われてきた組合も影ながら頑張った」と話された。

 フゥーン、そういえば京田辺市職員組合も署名を集めていた。市民の草の根運動もよく頑張ったけど、こういう組織の力も大切だなぁ。でも、民主党の上村議員に教科書問題について「どう考えているのか?」と聞いたが、「前原衆議院議員が『採択されてるのだからええんちゃうか』と言っていた」と、答えが返ってきた。

 組合は「つくる会」の教科書採択反対署名をしているのに、組合推薦の上村議員は反動的なひどい教科書に「ええんちゃうか」・・・。

 ニューススクラップを新しくしましたので見てください。議会だよりの所はうまく転送できないのでしばらくお待ち下さい。また、松井山手に交番設置要望署名を集めています。ご協力お願いします。

 2001.8.14 昨日、小泉総理が靖国を参拝した。「ちゅーとはんぱやな!」と、小泉さんらしい。でも公式参拝。なぜ靖国が問題なのか。靖国神社にはA級戦犯が祀られていることは誰もが知っている。要するに戦争を先導してきた輩だ。また、「天皇のために闘い亡くなった人を祀る」というものなのだ。それなら戦争責任は誰にあるのかということになるはずだ。

 また、強制的にたたかわされた朝鮮人も本人、遺族の意思を無視して祀られている。靖国神社は軍国主義日本帝国の象徴であり、今なお戦争責任をはっきりさせない本音の部分だと言わざる終えない。

 靖国神社を丁重に扱うのを見ながら、随分前になるがシンガポールの日本人墓地に行った時のことを思い出した。そこにはからゆきさんたちのお墓が、日本に向かってたくさん並んでいた。お墓といってもカマボコ板ぐらいの小さな物。従軍慰安婦もそうだが、戦争の犠牲者たちに対して責任を取ろうとしない日本があることを私たちは知らなければならないと思う。

 謝れない日本人・大人たち・・・このことは今の子どもたちを巻き込む悲惨な事件と深い関係があるのではないか。戦争の傷という物は徹底してなおしておかない限りいろんな形で私たちの生活に影響し、また、これからの人たちに手の付けられない傷として残してしまうだろう。

 在日朝鮮人の友達が私の顔を見るなり、「こわい世の中になった」と言った。彼女の感じているものは、私の感じている不気味さより遙かに大きなもの。私たち日本人は、日本で生まれ育った在日朝鮮人のこんな気持ちを知ろうとしてきただろうか。

 2001.8.10 昨日、実家のお墓参りに行ってきた。蚊に刺されながらたわしでゴシゴシ磨き、おとばとお花を供えた。つれあいの母が亡くなったり、私の両親が年老いたりし、急に何かと家の用事が増えた。親が元気でいてくれたから気にもしなかったことが、そんな訳にいかなくなってきた。これも順番でしょうね。

 お墓参りの後は「お供養やね」と言って、ランチを食べに行った。子どものころもいつもお墓参りの後は高島屋で何か買ってもらっていた。母がその度「お供養や」と言っていたのを思い出す。

 辞職勧告を受けている南さんからやたらとお手紙をいただく。別にお友達になりたくないのだが・・・。他の議員について南さんが出した告訴状や、なんやかんやと送ってくる。挙げ句の果てに、私に「不正と闘え」と仰る。私は今、消防団のことで忙しいのです!ご自分でやれないのなら諦めてください。・・それより南さん、ご自身の身辺整理が第一ではないですかね

 今日明日中に、議会だよりの原稿を仕上げよう。暑いから気合いを入れないとなかなか出来ない。ビデオも見たいし、映画にも行きたいし・・・あーダメダメ、議会だよりを作ってしまわなければ。その後には、原稿が待っている。でも、忙しい中にもうれしいことがあります。9月に女たちの大集会を開くのです。詳細はもう少ししてからですが、面白い集会になること間違いなし。何があっても、たとえ選挙に負けても女たちはへこたれません!しなやかに、したたかに・・デス。

 消防団との飲み食いについて、提訴するかどうかは今月中に決めます。「やるのやったら手伝うよ」と言ってくれている人もいます。考えます。関連記事をニューススクラップに載せていますので見てくださいね。

 2001.8.7 元消防団員井上公議員らが監査するので答えはわかっていたが、「公費による市消防団との飲み食いは違法なので久村市長は約595万円返せ!」という私の監査請求は見事に棄却。でも、あくまでも監査委員の意見にすぎない。

 だいたい監査請求を出してから「監査委員から指摘を受け間違いに気づいたので」と、宴会出席者の人数を2、3人ましに訂正してきた。こんなのあり?宴会出席者を増やすことにより平均飲み食い額が下がる。こそく!

 監査委員は「公費での飲み食いは消防本部の言うような消防団との意思疎通に効果があった」とし、「今後とも社会の厳しい目を招かないようにうまくやり続けて良し」と、まっ、「公費で宴会続けていいよ」という結果をだした。

 先にも書きましたが、あくまでも監査委員の意見に過ぎません。市民の感覚とは全く違います。危険?な活動だから公費で飲み食いしていいと言うことではありません。それは保障や報酬を見直していけばいいのです。こんなばかげた監査結果を、司法ではどう判断されるか興味のあるところです。

 言いたいことは一杯ありますが、懇親会の必要性にこんな事が書かれていました。「消防技術の向上・士気高揚に役立つ」そして「重要会議は日曜日に開始時間を早めて行っているため、夕食をする暇がなく、会合後に会食を供することは社会通念上許容される範囲のものと考える」・・・100数十本のお酒と、どんちゃん騒ぎも許容範囲?それに、なぜその支出は公費からなのですか?

 市民の血税をビールの泡にするな!こんな事をし続ける消防団はいりません!

 2001.8.5 4、5日全国市民オンブズマン京都大会に参加した。田中長野県知事もゲストで来ていた。やっぱり話は面白い。それまでは私も、一緒に選挙戦をたたかった議員も、なんやかんやと疲れが出てうつらうつらと居眠りしてしまっていたのに、田中知事を見た瞬間目はぱっちり。

  脱ダム宣言や、脱記者クラブ宣言の話になると会場から大きな拍手。公共事業においての意思形成過程から市民参画をしていこうという話に、今オンブズマンがやろうとしている意思形成過程の情報公開と重なり合った。 最後に「決定するのも、チェックをするのも市民です」という知事の言葉にまたまた、会場から拍手。

 「『脱ダム宣言の時、出来るだけ多額の公費を使う公共事業はやらない』と言ったのに、それまでダムは無駄遣いだとか言っていたマスコミが、『絶対しないなんておかしい』と報道した」と話した。これも、脱記者クラブの影響かもしれないとか。とにかく皆さん、機会があれば田中知事のお話、一度聴いてみてください。面白かったですよ。

 市職員に暴力をふるい辞職勧告を受けている橘氏も来ていた。「市民運動なんか」と、バカにしていたのにいいとこ取りはいつものこと。でも、一生懸命やっている人たちの目はごまかされません。冷ややかな声がけっこう出ていた。7月26日、辞職申入書を議長室で受け取ったようだ。

 昼休み、会場の立命館大学の近くにある、国際平和ミュージアムに行ってみた。戦争展開催中。大きな問題となった「つくる会」の教科書も展示していた。子どもたちと一緒に行ってみられるのもいいのではないでしょうか。子どもたちの心の片隅にしっかり残しておいて欲しい問題だと思います。

 子どものころ見たもの、聞いたものは断片的に記憶に残っていて、それがいつかつながっていくのではないでしょうか。それが教科書の一言であったり、戦争展にの写真であったり、それを見ていたお母さんの表情であったりとそのひとこま、ひとこまが子どもたちの感覚、感性を育てていくのでしょう。一夏の体験、いかがですか。

 京田辺市民寄席の「後援」をいきなりはずした事についての考えを示すことになっていた教育委員会は、7月31日がタイムリミットだったのに、未だに音沙汰なし。考えがまとまっていなかったのでしょうか。それとも気分で「後援」をはずしたのでしょうか。ますます気分悪いかも知れませんが、校長の交際費だけでなく、食糧費と研修費の公開も追加しておきました。『後援不許可』の撤回も求めているのにどうするんですかね?私が忘れるとでも?

 2001.8.3 参議員選挙では野党ボロ負けだけでなく、女性候補もボロボロ。これはほっとけない。何とかしなくてはいけない。「改革」というまやかしのライトは、色褪せた自民党を鮮やかそうに見せただけでなかったのだ。女たちは負けませんよ!早速動き始めます!

 余談ですが、「まつもとこうじ」と、まちがって投票用紙に書かれたのが結構あったらしい。あれ?どっかで聞いたことあるよね・・・。

 枚方市の広報をいただいたが、今さら何?というもの。「仮称枚方市第2清掃工場建設計画への提案募集」“市民参加でよりよい施設に”とある。“市民参加?”なあるほど・・・そういうスタイルを見せたいのですね。枚方市民はそれでご納得?私たち京田辺市民の声は聞くにとどめられるのですね。今までもそうでした。

 今さら言いたくないが、枚方市の埋めた有害下水汚泥の説明会で、頼りにしていた中地重治さんが「掘り返すには多額の税金がいるからできない」と言ったことがあり、私はカチンと来て、「中地先生からそんな言葉を聞くとは思わなかった」と言ったことがある。

 枚方市との問題を考える中で、何回も私たち京田辺市民は、唇をかむことがあったことを枚方市はわかるべきです。一番被害を受ける京田辺市民の声は、枚方市の良心に響かないのですね。久村市長、しっかりしてください!

 2001.8.2 参議員選挙を一緒にたたかった女性議員たちでランチを食べた。京都ホテルの18階。問題になっただけあって見晴らしがいい。食べて、しゃべって、元気に笑って負け選挙も吹っ飛んだ。でも、「まだまだしゃべれるなぁ」と言いながらみんなまた忙しそうに帰っていった。

 テレビで「民主党に公明党の票が流れた」と言っていた。やっぱりな。そうでなければ京都でも、マスコミも驚くぐらい民主党の票がのびるわけがない。これが政党・組織選挙というものでしょうか。いいのか悪いのかは別にして・・・。

 選挙カーで断水の宇治市内を走っていると、救援に来ている京田辺市消防署の給水車を見た。阪神大震災の時も1,2番で駆けつけただけあって今回も早かった。それに比べ自衛隊の給水車は、車は大きい割に小さい給水タンク。「効率が悪い」と小田実さんが言っていたのを思い出す。 

 お知らせです。

 8月4・5日 第8回市民オンブズマン京都大会が立命館大学衣笠キャンパスで開かれます。テーマは「公共事業、うちらでシマツ」。ゲストに田中長野県知事が来られます。参加費は4000円。問い合わせは075−251−1393まで。皆さん、おもしろいですから参加してみませんか。

 2001.8.1 参議院選で笹野さんが負けたことはさほどショックでもないが、社民党、共産党が負けたことというより、「改革」の内容も知らされないままに多くの無党派層が自民党に流れたことが大ショック!民主党は、形は別としてもその腰巾着に成り果てていくのは目に見えている。日本がまちがった歴史の繰り返しをしてしまうことも十分考えられる。

 ある府会議員が私に「あんたの演説は旧社会党や」と言った。「憲法を護ること、女性が決定権のもつ場へ進出していく必要性、若い人たちに社会のツケを残してはいけない・・・」こんな事、当たり前のことなのに。佐高信さんが「社民党の言っていることがまちがっているのではない。よく考えもしないで小泉を支持したことは愚かすぎる。国民はきっとこのしっぺ返しを受ける」と言った。いつの間に、日本人は考えることを辞めてしまったのだろう。

 自民党西田氏の応援をした久村市長の応援の弁が新聞に載っていた。「小泉総理の言う道路特定財源の見直しを何とかして欲しい」と。要するに、自治体は大変なんだから、補助を切るような見直しを西田氏の力でとめて欲しいということだ。それに対し西田氏は「小泉総理の改革に尽力する」と、はっきり言いきっている。なのになぜ支持するのですか? 小泉総理は最低の支持率だった森派の会長だったし、当選した西田氏も森派ですよ。知らなかったのですか?

 話は変わりますが、枚方市は仮称第2清掃工場に設置する炉は、どのようなものを選べばいいか、市民の意見を広報で求めています。そんなこともわからないで清掃工場を考えてきたのでしょうか?悪いですが、愚問です。

 枚方市のパフォーマンスがおもしろすぎるので、かえって「建設計画が暗礁に乗り上げた」という情報が本当に思えます。

 

 

  2001.7.30 暑くて長かった選挙が終わりました。結果は笹野貞子さんは負けてしまいました。残念です。京田辺市では共産党と130票差で4位となり、悔しい半面、共産党には現職市議が4人もいます。こちらは私1人。また既成政党や組織を相手によく頑張れたなと思います。

 一口に無所属選挙、草の根選挙と言いますが大変なものです。正直、私の市議選でも地を這うような選挙をしています。それが国政選挙となれば気が遠くなります。私が上位当選してから、コツをよく聞かれますがありません。あるとするなら、自分の考えていることを正直に、誰に遠慮することなく言うことぐらいでしょう。笹野さんの選挙は草の根が草の根になりきれなかったところがありました。きっと組織で戦ってきた人たちには、草の根選挙を理解しきれなかったのではないでしょうか。 これはチョコッと関わった私の感想に過ぎません。敗因はいろんな事が重なっているのでしょう。

 でも、私はあちこちで憲法問題を話すことが出来ました。「そうそう・・」と頷いてくれる人も結構いました。「憲法が心配」と、電話をくれた人もいます。嬉しかったです。でも、自民党圧勝となり、いよいよ憲法が改悪され軍靴の音が聞こえてきそうです。参議院選挙が終われば、自民党のゾンビがぞろぞろ出てきて,国民、市民のための改革なんて夢のまた夢。

 最後に、笹野さんが敗北宣言してから「好きではないけど共産党が勝った方がまだましやな」と思いました。自民党、民主党を支持した人たちは、絶対に戦争にならないように責任を持ってくださいね。

 2001.7.29 外務省の機密費の存在のみならず、使われ方のひどさにはらだたしい限りなのにデンバー総領事の公金流用にもびっくり。公費でアイロンを買ったり、ランニングマシンを買ったり、家族の食費にしたり・・・どうなっているのですかね。でもこれは氷山の一角とみーんな思っている。

 悪いと思っていないような外務省の記者会見。「へまをして馬鹿なやつだな」というところでしょうか。よく、「議会の常識は市民の非常識」と言われます。全面否定は致しませんが、「官僚の常識は市民のチョー非常識」です。

 規模から行くと小さいですが、消防団の公費での飲み食いは同じ事です。それは、ダメなんです。早くわかって欲しいものです。

 「参議院選挙あれこれ」は、明日書きます。ただ、面白い経験をしたし、学ぶこともたくさんありました。とりあえず・・・

 2001.7.27 「あなたは新庄派?イチロー派?」というアンケートが載っていた。私は本当は野茂派だが、今は新庄派!野茂投手のいるREDSOXのユニホームはイマイチ。私は「野茂にはにあわんなぁ」といつも思う。

 わいせつホームページを流したとプロバイダーが「公然わいせつほう助」で、逮捕後有罪、罰金となったと、朝刊に出ていた。「京田辺消防団第2分団1」のわいせつホームページは直前に消され、立件は出来なかったものの女性の下着姿を載せるなど「わいせつ」なもの。作った人間がプロバイダーなんだからチョー悪質!

 わいせつホームページや消防団との飲み食いについて、市役所の中での反応もまちまちだが、市民はものすごくおこっています。「今でこそ道は通っているけど、お山の中の市役所でなぁなぁでやってきたんちがうの」と、怒って電話をくれた女性もいます。「お山の中でみんなでやればこわくないは、もう通じんのやという事言うたって下さい」と、きびしいお言葉。市役所幹部は、鼻で笑っていないで市民の厳しい目を知るべきです。本当にみんな厳しく見ていますよ。

  2001.7.24 市教育委員会から食糧費と研修費の公開決定通知がきた。選挙が終わったらじっくり見せてもらおう。今年の全国市民オンブズマン大会は、8月4日、5日と京都で開かれる。私もお手伝いにいく。また、市消防団との飲み食いの証拠書類も資料として全国のオンブズマンに配布する。お時間のある方は是非ご参加を。

 「八幡市消防職員が勤務中野球賭博」と、今ニュースで流れた。あきれてしまう。でも、勤務中とはいつのことでしょう?24時間営業ですから、ヒョッとして夜勤でしょうか?このあたりも聞いてこよう。消防職員が制服のままスーパーの入っていると、よく市民の方から御意見をいただくが、これは時には仕方がない時もあるのですが、夜勤に向かいのコンビニに漫画を買いに行ったりはいただけない。過去には、赤い公用車で宝くじの換金にいった事もあった。・・・市民は見てますよ。

 松井山手駅前は、ますます治安が悪くなってきた。ツタヤ前で焼き肉をしたり、人を殴ったり、この前はお巡りさんが殴られたと市民から聞きました。早く交番が必要なのに動きなし。9月議会で取り上げていきましょう。

 2001.7.22  暑い中お待ちかねのバーゲンに行った。靴とバッグとTシャツをゲット!ひさしぶりにルンルン。「やっすかったから・・・」と、つれあいに言うと、「いつもそう言うてるよ。選挙、選挙と言いながら元気やねぇ」」と、あきれ顔で返ってきた。これも大事なストレス発散!

 今、野球は新庄!何たって、笑えるコメントがいいよね。今日は、全回安打。すごい。これで新庄選手がマジなコメントしたら、それこそブーイング。これについていけない“評論家”の苦虫をつぶした顔が笑えてしまう。野茂投手のポーカーフェイスもいいけど、この暑苦しい時は、やっぱ、「シンジョウ!」でしょ!

 小泉さんの人気って,ちょっと不気味ですよね。「改革」を国民は求めていたということはよーくわかったけれど、まず持って自民党の改革が必要だし、「改革に伴う痛み」をおうのは、まず自民党からではないでしょうか。「国民、市民のための改革」何だから、その点をもっと考えて欲しいものです。森派の小泉総理に改革が本当に出来るでしょぅか・・・。

   2001.7.20 暑い、暑いと言ったところでどうなるものでもないが、暑い!そんな中の参議院選挙、候補者はもちろんのこと関わる人たちは本当に大変。私の応援している女性だが、元気、元気!夏バテ気味の私は感心しきり。

 9月9日に第5回京田辺市民寄席を開催します。過去4回も後援をしていた市教育委員会が、突然今回は後援しないと言ってきたので。びっくり。理由は「次田議員の名前がでているから」ということらしいです。今までだって出ていましたよ。それに京田辺市は今回も後援しています。

 今私は、情報公開で後援しないことに決定するまでの、意思形成過程を知るための資料提出を求めています。驚くことに全くなし。要するに職員の胸三寸でどうにでもなるのです。基準はあります。でも今までの4回はこの基準にあっていたから後援を受けていたのです。「校長先生たちの交際費の情報公開なんかをしたから、嫌がらせですか?」と、聞きました。もちろん担当課長は否定していましたが・・・。ホントはもっと言いたい事がありましたが、グッと飲み込みました。

 後援しないという決定を取り消すことを求めています。また、「後援することは適当でない」としたことに対しての見解を求めています。・・・「突然後援を取り消されるような、こんなケースは今までにない」と担当課長自身も言いました。それならなぜですか?

 今から私は園部町まで応援に行きます。あー暑い暑い。

  2001.7.17 昨日は朝7時から京都駅前に立っていました。自分の選挙でも滅多と朝からやらない寝ボスケの私が5時起きです。それというのも、友人が比例候補として立候補しているからです。彼は車いすの候補者です。一年前の衆議院選挙にも本拠地の岐阜まで行きましたが、車いすの選挙運動はホントに大変です。(その時の様子は、活動報告に載せています)

 友人は選挙であちこち回るので、その続きにJR駅舎などのバリアフリーチェックをしており、二条駅でも行いました。「点字ブロックを信じてはいけない」ということがよくわかりました。新しい二条駅なのに、点字ブロックは端に追いやられ、その上には100台を超す自転車が並んでいました。また、信じて歩いていくと、工事のフェンスに行き当たったり、突然なくなったりします。「駅に着くまで2,3回死なんならなぁ」候補者の友人は言っていました。

 京田辺市も点字ブロックを信じて歩いていくと、横断歩道のない広い車道をわたらなければならなくなるというものがあり、私は見つけてすぐ担当課に走っていきました。近々、市内のバリアフリーチェックをする予定です。

 私がなぜ国会に車いすの友人をいかせたいか、これだけでも十分理解していただけるでしょう。でも、まだまだ理由はあります。「車いすだから・・・」ということに甘んじない友人から、私は本当に多くのことを教えられます。

 また、活動報告にはこの前あこがれの土井党首と御一緒した写真も載せていますので見てください。

 消防団の飲み食いについて、当初私に提示した数字の訂正を消防本部が言ってきた。そんな簡単なものなの?と思う。決済も通っているものを・・・監査委員にきびしく指摘されたということだが、事情がわからないのでしばらくお時間をいただこう。

 偶然にも記者クラブで上村議員とバッティング。上村議員自身も消防団員、現役です。そのためか、なにやら消防団の擁護を記者にしていたみたいだが、「公費で飲み食いは絶対にあきまへんで」と、逆に言われていた。私は胸がスーとした。「ほんまは、議員のあんさんが毅然と言うことでっしゃろ!」と、思った。消防団の擁護というより、現役団員でありながら、自分の議員としての立場を守ってんの?

 他にも訳のわからない言い訳をしてくる職員兼団員がいるけれど、この不祥事はあなた方にも反省が必要ではないですか?、見て見ぬふりしないで、なんとかしてよね!と、私は言いたいのです。

 このごろは遊びに行ったところで、「歓迎・・・消防団様」と、書いてあるとため息が出てしまう。

  2001.7.13  市街化区域と農地などの調整区域とでは土地価格が大きく違う。今、京田辺市ではこの線引きについて「おかしいではないか」と、問題になっている場所がある。とても開発の見込みのないところを、市街化にしたと指摘されているのだ。ことによっては100条委員会が開かれるかもしれない。

 この件でお金が動いたのではないかという噂もある。以前この週刊日誌にも書いたが、裏書きのある小切手。これさえ表にでればことは判明するが、所有者はどうするだろう。当初言われていたように「市街化にしたったやろう」と、泣く泣く500万円取られたのなら、いい機会だから提出するだろう。もっとも、市街化になった土地を売れば、利益は500万円どころではないが。

 この問題に限らず、事を決定していく時の意思形成過程を知るため、会議録などを情報公開制度であけていくと「あれ???」と思うことがある。「なんでここまで決まっている計画が消えるの?」というふうにだ。何回も読み返していると、「なぁーるほど、そういうことか・・・」と、突然人の顔が浮かぶこともある。時には、議員や、有力者の・・・。その度、「職員の皆さん、市民のために頑張ってや」と、思うのです。

 2001.7.12  こんだけオンブズマンの働きがあれば、それぞれに交際費や食糧費の使い方に注意すると思うのですが、京田辺市小・中学校の校長先生たちの交際費の使い方には首をひねってしまう。ほとんどがお香典と区の行事へのお祝い。 交際費の使途基準が出来たのは、ホントについこの間。よくもまあ・・・

 お香典は校長先生の気持ちしだいで5000円だったり1万円だったりする。範囲は自分の学校から市内一円校長先生どうしはもちろんのこと、井手町、八幡市と先生のお付き合いによって行われている。でも、これって自分のお財布からするのが本当なんじゃないですかね。

 情報公開でこれを調べていてびっくり。同じ校長仲間にでも仲のいい人には、一万円、特にそうでもなければ5000円。ある校長なんぞは、自校の教頭さんの親がなくなって5000円、他校の調理師さんの親が亡くなって一万円・・・職業差別ではありませんよ、なんか変でしょっ?ようするに「ポケットマネーですることです!」と、私は言いたいのです。消防団の飲み食いと同じように、こんな風に使われてきた公費を返して欲しいのです。「あんたら、まちがってるよ!」と、言いたいのですっ!

 情報公開をする時は、何でも根拠を示してもらいましょう。「交際費については、過去三年しか書類は保存していません」と学校教育課長が言いました。「なぜですか?それ、なんかに書いてます?」と聞きました。情報公開の担当者も聞いてくれ、課長の言うことに根拠のないことがわかり、ちゃーんと書類も出てきました。

 お互い、情報公開制度というものに慣れるまで時間がかかりますね。この解決策は一つ!みんながドンドン情報公開することしかありません。・・・ナットク!

 2001.7.9  笹野さんの街頭演説会に社民党の土井党首が来られました。なぜか私に司会が回ってきました。「車上から?高いところがきらいだから・・」と、躊躇しながらもお引き受けしました。でも、土井党首の演説を間近で聴けて良かったです。

 土井さんはやっぱりすごい人です。話し方やマイクの使い方、まわりへの気遣い、カリスマ性・・・土井さんの背中を見ながら、「なんてすごい人なんだろう。この人となら一緒に頑張ろうと思う人はたくさんいるだろうな・・・」と、思いながら聞き惚れていました。

 「憲法」が今回の参議院議員選挙の焦点であることを、憲法学者の土井さんの話を聞くと改めてよーくわかりました。小泉自民党の言う「改革」なんてムード作りの一貫に過ぎません。これに振り回されたら負けでしょう。笹野さんも憲法を土井さんと共に同志社大学の田畑忍先生の下で学ばれたとか。しっかり平和憲法を守って欲しいです。

 それにしても結構いい年令のお二人ですが、パワーはすごい!私なんぞは、元々低い声ということもありますが、1時間以上しゃべると声が通らなくなってきます。なのに、さすがお二人とも声の調子はちっとも変わらないのです。「プロやなぁ」と、感心しました。ひょんなことから引き受けた司会ですが、終わった時はグッタリ。でも、ものすごい刺激を受けました。楽しかったっ!

 2001.7.4  ただいまー!さっき、タイから帰ってきました!熱かった!         でも、最高に楽しかった!(活動報告ページに写真掲載)   

 6月30日に出発しました。行きたい、行きたいと思っていたタイにやっと行って来ました。雨期なのにスコールのような雨にほとんど遭わず、ちょっと残念。でも、アユタヤ遺跡やいろんな寺院をたくさん見ることができました。市場や街中もウロウロ。初めてタイ式マッサージも経験しました。シルク王として有名なジム・トンプソンの家にも行ってみましたが、今でいうCIAだったということらしく、最後は行方不明だとか。結構、面白かったです。

 SVAというNGOの事務所を訪ね、スラムや地域図書館、保育所、刺繍やレザークラフトの指導所を案内してもらいました。“貧困”問題の深刻さを強く感じました。代表の八木沢さんや岩船さんからいろんな話を聞かせてもらった。岩船さんは、スタッフの力作の移動図書館に「たーくさんの子どもたちが、ワーとくるんですよね」と嬉しそうに話してくださった。「きっと、絵本をおくりますね」と言うと、「今度来てくれた時は、一緒に移動図書館車に乗りましょう」と、言ってくださった。「はい!よろしく!」と、約束をして、スラムの方に移動した。

 スラムの中は、想像以上だった。その中の保育所では、170人の子どもたちを5人の先生が見ているという状況で、「一番大変な問題は、人手不足です」と、日本で研修経験のあるワンナー所長がおっしゃった。日本では考えられない。コミニュティーとしての役割も果たしているもう一つの図書館もおじゃました。設備より、暖かい雰囲気は何とも言えない。

 とにかくスラムはすごい。方向音痴の私一人なら、絶対出られそうにない。臭い、ごみ、道幅、そして、狭い家。“王家の贅沢三昧にいつか怒りの鉄拳かも知れない”と、思いながら、先生たちとお別れした。皆さん、お世話になりありがとうございました。秋に何らかの支援策を考えたいと思いますのでよろしく。(蛇足ですが、タイへは自費です)

 帰宅すると、仕事の山が待っていました。メールのご返事は何とか終わりましたが、参議院選挙の打合せが笹野貞子事務所からも入っていました。京田辺市でもなんかせんとね。どうしょうか・・・憲法をまもるためには笹野さんに頑張ってもらわないとね。“隠れささの”の皆さんもそう思いますよね。

 笹野事務所の曽我加茂町議に「辻元清美さんを呼んでね」と、タイに行く前にお願いしておいたのが何とか実現しそうです。そうだ!京田辺市には、あの方に来ていただこう!ふんふんそれがいい!さっそく、デンワ、デンワ・・・ 

 

 


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