NORIKOの週刊日誌
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 2002.12.31 2002年も終わろうとしています。来年は大変な年です。新屋英子さんと電話でおはなししました。「きな臭い世の中になった」と、本当に心配しておられました。私の記者会見についてはとても喜んでいただきました。「女性たちもどんどん決定権を持たなくてはね」と。

 今の状況なんて、数年前には考えられませんでした。でも世の中の半分は女なんですから、議会も首長も半分は女性がなってもおかしくないのです。女ならだれでもいいということでもありませんが。

 さて今からおせち料理を創ります。できれば綺麗にお重に入ったものを買いたいのですが、息子たちが私の創るおせちがいいといってくれるので毎年がんばっているのです。棒鱈が特に気に入っているとか。言ってくれるうちが花です。

 一年間週刊日誌をお読みいただいてありがとうございました。来年は勝負の年。力いっぱいがんばります。どうぞよろしくお願いします。みなさんのご多幸をお祈りいたします。

 2002.12.29 それにしても、記者会見の時は上がりまくりだったのです。いつものように気楽に記者室に行くと、記者さんたちがズラッ!テレビ用カメラもスタンバイ。しまった!こんな事ならもっと明るい服を着てくれば良かった。メイクも念入りにしておけば・・・。あとの祭り。

 でも、同行してくれた後援会長や、仲間たちは「良かったよ。わかりやすく、はっきり思いが言えたよ」と、ほめてくれました。ありがたいものです。ほめられると、すぐ、元気が出てきます。

 昨夕は、新しいマイクで街宣をしました。30分の間に4人の人から、「負けたらあかんで!」とか、「がんばってや!」と、声をかけていただきました。何年ぶりかで、同級生から「新聞見たよ!」と、電話も来ました。嬉しいです。

 朝には近所のおじいさんが、分厚い手紙と「自分が植えました」と、葉ボタンをを持ってきて下さった。手紙に書かれた「頑張ってください」の、一言、一言がありがたかったです。

 2002.12.28 朝一番にファックスやお電話、メールで、「よく、立候補を決心しましたね。がんばってください」と、励ましのお言葉をいただいた。がんばります。

 来年12日早々に、変えよう!きょうたなべ・市民の会が集いを開きます。市民の皆さんと、こんな街に京田辺市を変えていきたい、変えられると語りあいます。多くのみなさんの御参加をお待ちしています。私は正当・組織には属していませんから、何につけても“動員”はありません。人数より中身が大切だと自信を持ってやっていきます。

 今回はどの組合組織にも推薦・支持の依頼はしませんが、京都公共サービスユニオンだけは別です。ここはあの特別養護老人ホーム・九十九園問題をいっしょに闘った仲間たちが所属しており、組合もいっしょに闘ってくれたので、今回も推薦していただきます。

 昨日、記者会見をしながら、一言、一言自分自身でも「そうあらねば」と、確認していました。夢を夢で終わらせてはならないと思っています。みなさんといっしょに夢のある街を創りましょう。

“夢のある街”は決して思いつきではありません。ある方が私に夢をもってまちづくりをすることの大切さを教えて下さったのです。それが町の発展につながると教えていただいたことを決して忘れません。

 2002.12.27 先ほど記者会見を終えました。私と仲間たちが、長年考えてきたことを形にしようと決意したのです。9月に開いた次田のり子とスイトピーの会・総会で具体的になってきたのです。全力でやります。

 この町には文化が育っていないとよく聞くし、私もそう感じています。文化ホールも女性センターも必要ですが、必ずしも莫大なお金をかけなくてはならないものでもありません。工夫が要るのです。新しくできる北部老人福祉センターも良いですが、今はなくなってしまった中心山荘を買って使えば、お金もかからないし、建築廃材も出ず環境にも良かったはずです。5億円だったとか。お買い得だったのに・・・。

 こんな風にみんなで知恵を出し合っていけば無駄な公共事業はカットをでき,必要なものにお金をかければ、夢のあるまちづくりができると考えています。

 2002.12.26 いろいろ考えた末に、来春の市議選には出ないことにしました。明日、記者会見を行い理由を説明いたします。

 久村市政には、冷たさを感じます。久村市長は“にっこり笑って人を切る!”市長だと、よく議会で言われていましたが、的確に言い表しています。

 市長が就任直後には、ソフト面の充実を言っておられたが、充実なんかしていません。それであわてて選挙前に、中部住民センターを建てたり、老人センター構想を発表しているのです。いったいソフト面の充実はどこへ行ってしまったのでしょうか。

 やらなければならないことが沢山あります。でも市長と議論をしても、どうも論点がづれてしまいます。合併問題もそうです。何故合併をするのかということが議論できていません。そこを徹底的に議論するべきであり、こんなに大切なことは住民投票で決めるべきです。

 「住民投票をするつもりはありません」とけんもほろろの答えに、やっぱり・・・と思いました。

 2002.12.25 昨日で12月議会が終わった。最終日に市長をはじめとする特別職の期末勤勉手当の減額などについて提案された。その時「市職員は給与もカットされるのに、市長は何故自分の給与をカットしないのか。何故報酬委員会に、自分の給与カットを議題として乗せなかったのか聞いた」

 市長曰く「報酬委員会には、私の給与についてもご自由に御議論下さいと、あいさつの中で言った」とのこと。「市長に任命されている人たちが、議題にも乗っていない市長の給与を、カットするべきなどとは言えない。宇治・城陽・八幡市などは、市長自ら給与を大幅にカットしている。これは市民感情ということと、この状況をいっしょに乗り切ろうという意思表示でもあるはず」と、私は反論した。

 「給与以外にもいろんな役職を市長はしておられ、その収入も明らかにするべき」とも言ったら「何もやましいことはない!」とえらい剣幕。私に対して高圧的な対応もあったので、私の頭もぶち切れた。しかし、どんなに市長が言い訳しても、市民は現実に市長の収入については、くわしく知らされていない。

 それにだいたい一番気に入らないのは、「来春は選挙をひかえておられることですし・・・」と、「選挙前にうっかりしたことを言うと身のためになりませんぞ」と言わんばかりの発言をする。「市長に議員の選挙のことを心配していただかなくても結構です!」と、再度申しあげておいた。

 確かに京田辺市の議員報酬は、他市に比べて低い。これは働き盛りの人たちが立候補できない大きな理由だ。だから六年間の凍結に、私は反対してきたが、今回は社会状況から引き下げに賛成した。しかし久村市長はおかしい!自分だけは給与の引き下げをしないという。首長なら市職員の先頭を切って引き下げるべきだ。

 これで市長の来春受け取る退職金約2000万円も減額なし!

 市職員の給与・ボーナス・扶養手当・特別手当の廃止や減額により約九千数百万円が浮く。一人平均148000円のマイナスとなる。これを不況対策・雇用施策に使ってもらうのがいいのではないか。

 奈良では、“さかのぼっての、給与の減額は違法だ”として裁判となっている。私も同感だ。例えば、4月の給与はその月の労働の対価として適正に支払われたはずなのだ。

 2002.12.17 心配していたポスターの写真がとても良くできていた。感激!やっぱり若い女性たちがつくってくれただけのことはある。後は私の責任。新聞社に書類を提出したり、写真を撮ったりと、来春に向けて走り出している。「あなたは安泰」と、言われれば言われるほど苦戦するだろう。

 昨日は忘年会が2つあり食べ過ぎました。まず、市国際交流ののところではおいしいワインを沢山いただき、いろいろおしゃべりが弾みました。チョット怖い話から、アジアの識字についてなどさすが国際交流!

 次に日本語教室の忘年会は学生も一緒のカラオケあり。老いも若きもご自慢?ののどを披露。中国語あり、英語ありの、さすがに日本語教室・・・というところでしょうか。とにかく楽しい一夜でした。

  2002.12.13 松井ヶ丘幼稚園の食中毒症状について、議会に説明があった。市長に出された顛末書には、「園医から保健所に連絡するように」という指示についてはなかったという。しかし私が園長から、「園医から保健所に連絡するよういわれた」と聞いた。遅れの原因は何だったのか。曖昧なまま、また誰も責任を取らないのだろう。

 近鉄新田辺駅付近や市役所付近はバリアフリーのモデル地域になっている。しかし今度新築する水道事務所にはエレベーターがない。また、中央公民館もエレベーターなし。それだけでなく自動ドアもない。どうしているのかと聞かれ市の担当者は「ドアを開けっ放しにしている」と、答えたのでビックリした。市の言うバリアフリーってこの程度なのだ。それならこれからドアを取り付けない方が良いかも。

 市職員のボーナス、給与カットされたのに、でも市長の毎月の報酬は905、000円。それに6%の調整手当が付き、他にも役職があるから結構収入が高い。1期、4年ごとに退職金約2000万円をもらっているらしいが高すぎる。私たち議員は課長級の報酬で6年凍結している。

 久村市長が3期目の出馬を宣言した。しかし、市民はこの8年を、“空白の8年”と言っている。前町長からの引継事業はほっといても出来ただろう。久村市長独自の施策はほとんど無し。やれること、やらなければならないことは、山とあるはずなのに。他の自治体の顔色や動きばかり見て、流されるままに動いている。合併問題だってズルズル。この町がどうなっていくのが良いのか、もっと独創性がほしかったが、今となっては無理!街の近代化に立ちふさがる人たちの代表だ。

 2002.12.7 11月28日に開かれた松井ヶ丘幼稚園のバザーに参加した保護者や先生立ち約50人が、下痢や嘔吐などを起こしていた。2日の夜に幼稚園に連絡が入り、園長が教育委員会に連絡をした。

 しかし、市教委はすぐに保健所には連絡せず、3日にPTAの役員さんたちに電話調査をしてもらったようだ。その後園医に相談し、保健所に届けることをすすめられた。やっと4日10時頃になって保健所に届けた。保健所は5日に1人、6日に13人に検便調査を実施し、食中毒と感染症の両面から調べている。

 救急車で運ばれた人もいたようだが、保健所の話では時間がたちすぎているので菌がでる可能性は少ないという。市教委は今の段階で食中毒とはいえないと言っているが、それなら何なのか。「保健所への届け出が遅れたのではないか。マニュアルも必要ではないか」というと、今後の課題とするとのこと。でも保健所への連絡は常識だと思う。

 また市教委はすぐに幼稚園に行き、指示をするべきであり、電話調査をするにしても市教委がするべきではなかったのだろうか。何故もっと動かなかったのだろう。今もって市教育委員会・府保健所自ら公表していない。被害者は参加者にとどまるとは限らないから、早く公表すべきだ。

 2002.12.4 京田辺市職員組合定期大会に出席した。昨年の自治労の不祥事に続ききょうと連合の税金虚偽申告事件について、関係団体からのあいさつの中にあった。こういう話の後にあいさつさせていただくことにとまどう。なにを言っても嫌みになりかねないから、よけいなことを言わないように原稿を書いていった。それでも脱線した。

 「組合や行政のみならず市民運動に於いても、徹底した情報公開と人任せにしないと言うことが大切」と申しあげた。また、「雇用者である市民の理解を得られる組合としてがんばっていただきたい」ということや「民間委託が本当に組合員にとっても市民にとっても良いのか、徹底した議論を御願いしたい」とも言った。

 最後に「政党の方ばかり向かないで、市民の方にも向いて、外国人、障害者あらゆる立場の市民と手をつないでがんばってほしい」と激励した。

 市職員組合へ推薦依頼を出してはいるが、言いたいことは今までどうり言わせていただく。組合の支持を受けていなかった1期目も受けた2期目も、一貫して駄目なものは駄目、いいものはいい。私の議員としての方針は、8年間なにも変わっていない。

 DVの相談が続く。決してケガをする暴力とは限らない。「嫁」を無償のお手伝いさんにし、舅の世話や家事で一切自由な時間を与えない。もちろんお金も渡さない。買いだめはさせず、どんな日も毎日買い物に行かせる。姑に見張られ夫に相談しても反応なし。これも立派なドメスティックバイオレンスなのだ。

 彼女の買い物時間に合わせて出向き相談を受けた。情報もなかなか入らず、無気力になっている彼女に、これがDVなのだという自覚はない。奇跡的に空いた時間を愉しむことで気晴らしをしている。「あと10年よ」という言葉が悲しい。時間をかけて話していくことからしかないかなと思う。

 2002.12.1 今日から師走。一年って本当に早い。気がついたことは、気がついた時にしないと、時間ばかりが進んでしまう。分かっているんだけど、原稿もなんでもぎりぎり。これは反省。

 先日、摂南大学の宮田先生をお訪ねした。一緒に行った市民の方も私も先生のお話に、行き詰まったゴミ問題に光りを見たような思いがした。ゴミを燃やし始めているドイツの状況や、府内にあるユニークなゴミ焼却炉などをおしえてもらった。基本的な考え方は、「補助金をあてにしないで自分の町にあった焼却」だ。これは私の今までの主張とぴったり。太鼓判を押してもらった気がした。

 補助金は100トン以上の炉にしかつかない。違う方法を考えても良いはず。ただし合併問題がその前にあるが。とにかく市はもっと早く研究を進めるべきだ。市の炉も時間的にはそうは持たないのだから。

 2002.11.30 12月議会が5日から始まる。今回は順番が最期になってしまいがっかりしていた。が、よかった!と言うのも、トップの中川議員や井上議員から、消防団の飲み食いに関した質問が出る。今まで批判も擁護もしてこなかった議員たちが、裁判が終わったとたん、「消防団にもっとお礼を」と、言うのだ。おかしい!おかしい!おかしい!

 市職員の中からも消防団に関しては、市の甘い対応は行き過ぎだという声が出ている。それなのに時代錯誤の質問が出てくるのではないか。市長がどのように答弁するのか楽しみ。私の質問はそれを聞いてから考える。答えによっては操法全国大会に支出した750万円の件の駒を進めてもいいと思う。

 今回の予算の中に、裁判に支払った市長の弁護士費用が90万円含まれている。前町長は自分で支払ったが久村市長は税金だのみ。一瞬「90万円も支出してしまった」と後悔したが、考えてみれば“飲み食い100万円を35万円に減額”を獲得しているから、後半年でチャラ。これからは市民の損失を確実に減らすことになる。市長が自分で支払えばなおいいが・・・。

 市に女性相談室ができる。京都ウィメンズカウンセラーに委託する。担当者がよく頑張られたと思う。ここに委託する意味の大きさは、私たちもこれから実感するだろう。代表の井上摩耶子先生も、時間があれば来てくださるとのこと。

 私の質問日は11日です。去年も11日でした。九十九園問題を取り上げた時でした。早いものです。今回は「あれから九十九園に市はどのようにチェックを入れてきたか」と質問します。市に反省も責任も忘れないでほしいからです。

 「赤字続きの商工会館の一部を返してもらい、女性センターの機能をもったものに」という質問もします。女性たちは署名活動も始める準備をしています。「私たちに任せてくれたら黒字にしたげるのに!」と、女たちはやる気十分。市はこのパワーを大切にしてほしいものです。

 2002.11.25 このところ親戚のお葬式や入院のお見舞いなどが続く。身内となればお参りして、はいお終いということにはならず、なにかと大変。場所が場所なだけに話すことにも気を遣うが、久しぶりに会ったといっても小さい時に仲良く遊んだいとこたちは、お互いあれこれ話をするのも楽しい。別れ際に調子にのったのが「今度は俺の親父の時に会おな」と言って怒られていた。まっ、お互い年老いた親を見て、どこかで覚悟をしているということだ。

 お葬式を手伝うということは、なにかと勉強させてもらう。京都式やいろいろあるらしい。お茶の入れ方や心構え?のようなものもそんなとき初めて知ることが多い。形式的なことは苦手だが、意味を知ってなるほどと思うこともあった。

 元九十九園の職員たちも多く所属しており、闘う組合と私は呼んでいる京都公共サービスユニオンからの推薦が決まった。とても嬉しい。公務員組合は自分たちの労働力の保障のみならず、市民生活への影響も充分考えてたものでなければならない。外国人・障害者も含んだ労働運動を進める組合と今後は協力していきたい。闘わない組合の末路がマスコミを通して見えてきているが、不思議でも何でもない。

 2002.11.20 昨日は選挙用のポスター撮影をした。いつもと逆からの顔位置だったのでなれなくて心配。家族の反応もいまいちだったので落ち込んでしまった。

 舞鶴の鳥居市議が再選されてホッとした。応援に行ったけれど勝手の違う選挙に驚いた。「女性問題を全面に出さないこと」と書いた注意書きを渡され、名前の連呼のみの選挙カーに乗っていた。連日の疲れもあり手を振りながら思わずコックリと寝てしまった。アッと思って横を見ると、一緒に行った友人もスヤスヤ。申し訳ない。

 女性問題アドバイザー養成講座なかまのシャンソンコンサートご招待いただいた。久しぶり?の同窓会。ぺちゃくちゃおしゃべりしていたら始まっていて大あわてで着席。お食事をいただきながらも話は尽きない。もちろんシャンソンにも聴き惚れた。それに彼女の衣装が素敵。黒のワンピースとそれをベースにとてもきれいなスカーフ。着がえなくても着がえたみたいに見える。お金をかけずに愉しむところもいいなと思った。

 健康ヶ丘の交差点で事故があったらしくフェンスがつぶれている。どうもあの交差点の構造がおかしい。健康が丘区長の店の前が緑地帯になっており、よく駐車場にしておられる。以前から市にも言っているが改善されない。バスは大回りをするのでお年寄りなどは大変らしく、よく苦情を聞く。区長さんは次期市議選に立候補するらしく、あちこちで看板を見るが、こんなことが当たり前と思っているのだろうか。

  2002.11.14 「このご時世に消防団へ500万円も出すなんて、ムラ型市政もいいかげんにしてほしい」と、お手紙をいただきました。10月24日横浜で開かれた、問題の操法全国大会では「入賞すらできなかった」と市広報に言い訳じみた文章で載っていました。

 「1週間に3回、2ヶ月半にわたっての練習」・・・ご苦労様と言うよりは他のことをしていただく方が市民にとっては良いのではと、つい思ってしまいます。そのたびお金もいるし・・・。

 「天候が悪く慣れないコンディションで力も発揮できず」・・・みんな一緒の条件と違うんですかね。とにかく公費を使ったのですから、市長への報告の様子をマスコミを通してでも市民に公開してもらいたかったです。しにくかったのですね、きっと。

 2002.11.13 さっき京都府女性の船・沖縄から帰ってきました。いろいろ勉強になりました。私たちの班は沖縄の女性たちとの話が尽きず、特別に夕食後いっしょにお茶をいただきながら続けました。今年は本土復帰30周年。その頃のことや基地問題についても、お話しを聞きました。平和と人権問題への意識と、沖縄の女性たちの目は世界に向けられていることに関心しました。

 女性の船のおもしろさは他にもありました。約15人程度の班で行動するのですが、これがめちゃめちゃ楽しかったのです。私たちの班は、元看護婦さんや英語の先生、水泳のインストラクターに民生委員さん。子どものいる主婦いない主婦、夫のいる人いない人、心の相談員にヘルパーさんや教育委員さん・・・といろいろなのですがそんなことより何より、みんなとっても仲良くなり1月に、また会うことになりました。

 71歳から45歳の女たち。介護の話や婦人会のこと、合併問題や夫とのこと等々。いろんな話をしながらの5日間でした。そして15人とも泡盛を楽しくいただきました。こんな年齢幅の、しかも15人もの女たちが仲良くなれるってびっくりですが、それはそれぞれの経験を生かした知恵と、押しつけない思いやり、そしてやさしさと心を重ね合うことが秘訣のようです。学んだことをしっかり生かそうと思っています。

 今からたくさんの郵便物とメールの整理をします。そして舞鶴市議選の応援の準備をします。

 2002.11.4 2/3日と市民まつりのお手伝いをした。疲れたけれど楽しかった。お世話をしてくれる人たちには毎年連休はないようだ。おかげさまで多くの市民が楽しめる。日本語教室の生徒さんたちも大ハッスルしていた。

 印象に残ったのは高齢のみなさんたちの活躍が目立ったことと、社会福祉協議会のバザー品の変化。社会状況を適格にあらわしていた。バブルのころのバザーとはだいぶ違うようだ。

 今日はお休みをいただいて、家の片づけと冬支度をします。そして議会だよりをつくり始めます。

 2002.11.1 日曜日に帰宅すると、“次田のり子とスイトピーの会”と“これからの市民の自治を考える会”の名前の入った看板ができていた。もちろんキーワードの“平和・人権・環境”という言葉もしっかり書いている。すべて夫の手作り。借りている車に友人の韓さんに看板をのせてもらって、昨日見事にできあがった。とっても気にいっています。活動報告に写真を載せています。

 裁判の結果は残念でしたが、食糧費をガラス張りにしたことは多くの市民に褒めていただきました。でも本当のガラス張りになっているのかどうかは、まだまだ分かりません。市はもちろんのこと、学校や病院、福祉施設だけにとどまらず、少なくとも公共のものは個人情報を除いてガラス張りにする必要があります。まだまだやらなければならないことが一杯です。  

 2002.10.31 市消防団官官接待に関する公金違法支出返還要求裁判は敗訴した。一回につき一人8000円程度の飲み食いは、社会通念を逸脱していないそうな。市民感覚とはづれている。しかしこういった判断も、いずれは変わると私は確信している。なぜなら、奈良地裁は公費を飲み食いに使うことは、金額とは関わりなく違法とした判決でているからだ。また、10月23日には、奈良地裁は香芝市消防団に30万円の返還を命じている。

 また、裁判には負けたが獲得したものは多い。例えば昨年、市は食糧費のうち、飲み食い分約100万円を30万円台に減額した。「そのことにより団結力も弱まったわけでもなく、士気高揚に問題があったわけでもない」と消防長は議会で答えている。

 「裁判をすることで、こんなことを市がしていることがよく分かった」と、市民の皆さんから言っていただく。情報を公開できたことは何より。これからは市民の目がきびしく光るだろう。

 「控訴人(私)の主張には、傾聴する部分も含まれる」と、判決文には書かれている。この先は控訴せず議員活動の中で、公費の使途について今まで以上にきびしくチェックを入れていきます。

 最後になりましたが、裁判をご支援くださいました皆様に心よりお礼申しあげます。本当にありがとうございました。 

 2002.10.29 明日2時から、市消防団との飲み食いにつかった公費返還を求めた裁判についての記者会見を行う。控訴するかどうか・・・。迷うところです。

 昔の袋帯の芯は厚地で重い。どうしようか考えていた。シルバー人材センターに聞くと、芯代は別で3000円だとか。普通は6000円以上だから安い。そうしようと思いつつ着物に詳しい人に聞いてみたら、昔の帯は裏地もしっかりしているから、芯は抜くだけで充分なんだそうだ。良し!と早速トライしたら、見事にうまくいったのです。一気に三本やってしまいました。なんか得した気分!(超高級品や名古屋帯、お気に入りはやめたほうがいいかも)

 寒い、寒い・・・いよいよ巳年にはつらい季節がやってきました。毛布を引っぱりだしています。

 2002.10.27 フェミニストカウンセラーの井上摩耶子さんのお話しは、何度聞いても納得できるし、よく分かる。DV被害者のケアを長年しておられるので、現場の状況や行政のやらなければならないことなどを、本当によくしっておられる。市は是非一度井上先生のお話を聞いていただきたいものだ。聞かなければならない状況にあると思う。

 私も長年続けている、精神障害者のボランティア活動で、八幡市に新しくできた四季菜館に行ってきた。みなさんといっしょにお食事をしたりビンゴゲームを愉しんだ。気さくなお年寄りも元気に参加しておられた。

 四季菜館はなかなかおもしろい。貸し会場もあるし、食事もできる。おふろもOK。小さな市もある。そば打ち教室やパン教室も開催される。八幡市の商工観光課が担当課ということらしい。京田辺市には、商工会館が便利なところにある。そこだって工夫さえすれば、あれに近いことはできるはず。市をあてにするより、自分たちでやる方が早いし意味がある。京田辺市や木津・精華町からも利用者があるということは、みんなも望んでいるんだと思う。 

 2002.10.25 市国際交流会が11月2日の市民祭りにバザーを出店する。今日はその値段付けをした。「これいくらにする?」「500円かな?」「300円でいいやん」ああでもない、こうでもないとみんなで考えるのも、また楽しい。

 お昼はみんなで、梅とおじゃこ入りのおにぎりと、具だくさんの粕汁をおいしくいただき、最後に手作りの栗の渋皮などでつくった羊羹やお菓子、そしてコーヒーをいただきました。おいしかったです。それにそんな時、いろいろおしゃべりをするのがなにより楽しい。

 3日は社会福祉協議会のバザーに、日本語教室からお手伝いに行く。連日バザーの売り子さん。一日立っていると結構大変ですが、また新しい出会いがあったり、久しぶりに会える人がいたり、いろいろおしゃべりしたりと楽しいことも沢山あります。みなさんもぜひ買いに来てください!

 明日は2時から、フェミニストカウンセリングの井上摩耶子さんのお話しを聞きます。ドメスティックバイオレンスについて、第一人者だと私は思います。人間の関係性を問い直すことを教えてもらいます。場所は社会福祉センターです。

  2002.10.24 市消防団の飲み食いにかかった公費返還を求めた裁判の判決がでた。ただ、折田弁護士が出張中なので詳しいことは30日になる。

 時をおなじくして、消防団は操法の全国大会に出場中。500万円の公費を使ってです。「出場費はしかたないとしても、応援団の分まで公費を出す必要はない」と、今朝の読売新聞で、同志社大学の真山先生がコメントしておられる。多くの市民がおかしいと思っています。

 今朝、担当職員といっしょに九十九園に行ってきた。提出図面にない部屋を作っているのではないかと、疑問の声を聞いていたからだ。かなり調べたが、それらしきものは見当たらなかった。まちがいだったようです。しかし地域交流室の2階部分を、事務所がわりに使っていた。また有名な大理石のトイレはしっかり見せてもらった。

 今週に入って、女性としてもの凄く憤っていることがあります。しばらく市・の対応を見ることにします。うやむやにするのなら納得できません。「女をばかにするなぁー」と、おもいっきし怒鳴りたい気分です!関係者のみなさん、何のことかお分かりですよね! 

 2002.10.21 し尿処理施設緑泉園のところに“中部”住民センターができた。また利用してみたいと思う。ただ京田辺の東のはしっこなのだから、“東部”住民センターと名付けたほうがよくわかる。こだわる人たちがいたことを感じる。“上座・下座”の世界か、はたまた“中心地”だといいことでもあるのかな?

 中部というのは、商工会に永久無償貸与している商工会館あたりのことであるはず。商工会館もあまり利用されていないから、早く返していただき、高齢者や障害者のための施設に有効利用してもらいたいものだ。これは余談でが・・・。

 センターの近所にお住まいの、上村卓男京都府議会議員があいさつの中で、「計画予定になかったのに、久村市長の配慮で建設することとなった」とおっしゃった。し尿処理施設受け入れ時の覚書も議会で見たことがある。いわゆる“手みやげ”というか、引き替え条件の一つだったのかもしれない。こうなったら何のための総合計画なのかと思う。

  2002.10.19 11月に行われる京都府女性の船に参加することになった。京田辺市からは7人が行く予定。市から助成金1万円が出た。大切に使わせていただきます。これで自己負担金5万円が4万円になりました。

 がん協会から入会や寄付の案内が、がん患者だった人たちに送られているらしいた。一体どの名簿を使って送っているのだろうか。元患者さんたちの気持ちは決して良いものではないはずだ。行政にではいりしているのだから、しっかり監視をお願いしたい。もしも、個人情報の扱いをおろそかにするようなところには厳しい対応をとるべきだ。今、市も事実確認を急いでいる。

 17日に社会福祉センター第1研修室を使ってびっくり。電気が13本も切れかかっており、1日中チカチカ。イライラします。社会福祉課と社会福祉協議会に行き「15本にならないと変えないのですか?会場費には電気使用料も含まれています」と、苦情を言いました。機材不足も何とかしてほしいとつけ加えておきました。

 多くの福祉ボランティアが利用するところです。ビールの泡までもお金はかからないので、もう少し配慮してほしいものです。

 2002.10.17 朝10時から4時までの勉強はさすがに疲れた。でも「充実していた」と参加者のみなさんは言ってくれました。友田先生の話は切実です。DVと児童虐待がいかに問題にされてこなかったか。また、子どもとの関わり方などについても話していただいた。

 子どもに怒らなかった親はまずいない。しかし例えばいつも同じひざをパチンとたたくのと、頭かおなかか足か、いつ、げんこつが飛んでくるか、殴り倒されるかわからない恐怖心を与える起こり方とは、まったく訳が違うらしい。

 身体的・精神的・性的・ネグレクティブと虐待は四つに分けられる。能面のように表情をなくす子どもも多いとか。そして虐待を行う親はDVの被害者であることが多いのです。胸が痛くなります。

 大住小林区の墓地建設計画について書いた私の議会だよりについて、健康村の自治会役員さんが「話したい」とのこと。22日に市役所にお越しになる。「一般会員さんにも公開したところでお話しいたします」と言っておいたが、なぜか一方的に役員さんだけということらしい。私は聞かれて困ることは何もないのですが。とにかくお聞きすることにします。

  2002.10.16 明日は第45回近畿市民派議員交流・学習会を、京辺市社会福祉協議会で10時から開く。講師には、精神科医野田正彰さんや大阪市大看護短期部の友田尋子さんをおまねきする。市民の参加ももちろんOKです。

  昨日は精華町で開かれた、「京都府男女共同参画条例制定に向けた意見交換会」に参加した。「男女共同参画という表現は曖昧だと思う」と、いうことと「男女平等を快く思わない人たちによる、バックラッシュ現象があちこちで起こっている」と発言したが、どうなることやら。もっと早くからこういった会が持たれるべきだ。それに今になってのことなのに、これっという資料が何も出ていないことが気になる。

 11月は舞鶴市、1月は亀岡市の市議選。候補者に会いいろいろ話したが、もう顔つきが違っていた。話すトーンも高くなっている。見ていて明日はわが身だと思う。統一地方選挙組もそろそろ動きはじめている。私もポスターの打ち合わせをした。今回は20代の若い女性たちにお願いをした。楽しみにしている。

  2002.10.7 今朝の朝日新聞に辻元清美さんのことが載っていた。次期選挙に向けて動きだしていることがよく分かる。来春の市議選に立候補予定者の応援に来ていたらしく、「失敗を踏まえてアドバイスをしい」語ったとか。なにも明らかにしないままに消えてしまって、お金さえ返せば良いと思っているらしい。

 不愉快な朝だったが、午後になって田嶋陽子さんの離党記者会見。チョットすくわれた気分になった。北朝鮮の拉致問題について社民党の対応はおかしい。間違いは間違い。曖昧はよくない。

 辻元さんについては、事件発覚後に朝日新聞に載っていたフィフティネットの森屋裕子さんの意見に賛成だ。“社民党より市民にわかるようすべてを明らかにするべき”それでこそ本当の意味で市民と政治をつなぐことが出来るというものだ。今はみる影もない。党派を超えて応援した地元の市民派、とりわけ女性議員が本当に気の毒だ。こんなこと辻元さんや取り巻きのみなさんは知っているんでしょうかね。

 2002.10.6 昨日から京都市内で部落問題全国交流会が開かれている。都合で今朝は欠席したが、相変わらず熱い議論。部落内のいわゆる同和向け住宅の状況の変化などに、部落の変化を見る。地域からの流出・流入がどのように変わってきたのか。そのことによる地域内外の意識はどうか。興味深かった。

 こんな時いつも頭に浮かぶのは、解放同盟田辺支部長の顔だ。勝手に市の池を埋め立て、今はその上に特別養護老人ホームをつくって、理事長に納まっている。当然補助金はたくさん出ている。まわりの反発は、多分市の想像をこえたものだ。

 この構図の中に部落問題がないはずはない。「市の池を勝手に埋めたのだから告訴するべきだ」と、私が議会でいったのは決して間違っていない。特別措置法などで守られてきた部落の人たちはよかったかもしれないが、これからの若い人や子どもたちにはその跳ね返りや、育てられていない心や人権教育の問題が残る。そのことが一番気がかりだ。その責任は同じ部落の中にあると思う。

 知事の交際費の使途が大きく問題になっている。職員の香典に使っていたとして、総務省は不適切と判断し、見直すことになる。市長についても同じことだ。8年前から言ってきたことが、やっとこういったことが問題になってきた。私の議会だより特別号にも、市長の交際費使途の表を載せている。是非ごらんください。議長、教育長、校長、園長のみなさんについても同じように見直しが必要でしょう。人様のお金ということを忘れ、扱い方も間違っているのです!おかしなものは自主返還をお待ちしたいものです。

 2002.10.5 「どうしたん?週刊日誌、しばらく書いてないけど」と、友人が心配して電話をくれた。メールをくださった方もある。すみません。実は今議会だよりを配付してもらうため、夜な夜な手で半分に折っているのです。そのため書けなかったのです。書きたいことはいろいろあるのですが。

 まず拉致問題です。家族の方たちの思いの深さは、やはり顔に出ていると誰もが感じていることでしょう。悲観・憔悴・それでも諦めないと決め、力を振り絞っておられることがよく分かります。それに引き替え北朝鮮の対応はひどすぎる。9月末の朝までテレビで、姜尚中さんの話しはよく分かったが、防衛庁長官になった石破氏などはピントがずれまくり。こんな人が防衛庁長官だなんて恐ろしい気がする。

 数年前、金時鐘氏が「北朝鮮が拉致などするはずがない」と、ある講演で語ったと聞く。ちょっとびっくりだが、こういうふうに思っていた人たちっているんですね。日本人の中にアリラン祭りに行って、うれしがってた日本人もいるぐらい。こんな人たちは暗い顔して、分かったように“ショックです!”と、いうんでしょうね。それではすみませんけど。

 あれ以来はじめて九十九園にお電話しました。たいしたことではありません。理事会名簿をいただきたいとお願いしただけです。高額な補助金を出しながら理事者の名前も知らなかったのに、やたらと「個人情報ですから」と、九十九園に気をつかう市と違って快く送ってくださいました。ただ、事務長さんが「職員はきばって働いていますから」と何回もおっしゃるので「当然ですよね」と申しあげておきました。

 補助金といえば健康村公民館建設に33,196,000円市は負担をしています。市教育委員会社会教育課に、バリアフリー化はできているのか聞きに行くと、そうでもないとのこと。多額の補助を出している市は、指導もしていない。「なぜバリアフリーを目指しているはずの市は、健康村自治会に申し入れないのか。市教委はバリアフリーを目指していないのか」と、尋ねた。自治会と話しをするらしい。教育委員会の感覚・感性・質・・・責任も問われますよね。

 補助金・助成金・市負担・・・公費です。出しっぱなしということではないでしょうね。

 2001年度の市長交際費の62,15%にあたる996000円は179件の弔いごとに使われた。香典返しは25件25,000円となっている。祝い事は、617,510円・36,46%。後はお見舞い1件とその他3件16,400円。数年前に指摘するまで、こんなものは全て不明。

 こういったお金は無駄。市長が公職選挙法に引っかからないために市長としておくっているだけのこと。個人でできないなら止めるべし。

 それでは紙折り作業を続行いたします。

 


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