NORIKOの週刊日誌

週刊日誌バックナンバーへ

 

1週間の主な出来事や、すぐにお知らせしたいこと。オフ レコぎりぎりの話などを書き込みます!週に1度は要チェック! 話題沸騰

2009/12/27

 25日議会最終日は大荒れでした。 休憩後に「学校給食民間委託を中止するための請願」の紹介議員として水野、米澤両議員と順番に賛成討論をしましたが、三人とも上田登議長から「不穏当な発言あり」とされ、後日精査し取り消しをされるようです。そんな発言は三人とも何一つしていません。

 休憩中に水野議員と私に上田議長は「個人攻撃をしたら取り消すから」と言いました。明らかに議員の発言に対し制限を加えてきたわけです。私は「個人攻撃なんてしません。でも言いたいことは言います。事実経過を述べるだけなのに、なぜ議長はそんなことを言ってくるのか」と抗議しました。しかし議長は私たち紹介議員の賛成討論を「不穏当」な発言としたのです。これは明らかに言論弾圧です。

 私たちは、討論の中で、審議打ち切りをして言論を封殺した南部議員に抗議をしました。そのことが気に入らないのでしょうか。でも私たち議員は、賛成でも反対でも議員生命をかけて意思表明するのです。それなのにいざとなったら自分のしたことが議事録に載るのが嫌だからでしょうか、こんな処分は納得できません。

 南部議員の請願に対する反対討論は、教育委員会の誠実な対応や、努力を高く評価し、市や教育委員会の代弁者を思わせるものでした。それでいて「給食食材などに関して100パーセント安全だとはいえない」と、訳の分からない、どっちでも転べる準備をした内容でした。

 給食民間委託することで、安全だと自信が持てないのなら、時間をかけて慎重に進めるべきなのです。子どもたちの事なんて考えてないというか、親の気持ちは全然分かっていないと思いました。食材業者さんに関しては妙に感傷的になり、「私は」「私が」が続き、聞いていて「自己陶酔やなぁ。ナルシストですか」と思ってしまいました。まずもって大切なのは子どもたちの安全のはずです。

 最後に討論した私は、「私は教育委員会の立場ではなく、市民や保護者の立場に立って討論します」と言い、食育の重要性の再認識を市、教育委員会に求めました。当然こういった処分に対し、討論の中で批判をしました。しかし実のところかなり怒っていたので、混乱した討論となってしまい、後から「ああいえばよかった」と、反省しきりです。

 とにかくやり方がずるいと私は思います。文教福祉委員会で「まだ質疑あり」という議員がいるのに南部議員が動議を出したのは紛れもない事実です。それを批判することがなぜ個人攻撃なのでしょうか。討論とはそれも含むものです。「南部議員の審議打ち切り問題」は年明けに引きずります。私は絶対発言取消処分に納得できません。 

 22日に開かれた議会運営委員会において、すでに私たち紹介議員に質疑や発言させないようにする動きが上田議長や南部、喜多進、市田議員からありました。民主、共産党の抵抗にあって思い通りに行かなかったようです。しかし議論の中で「紹介議員に何を言われるか不安だから」と、南部議員が本音をぽろりと言い、みんな唖然としました。自分が嫌だったら民主主義に反することも平気です。恐ろしいことです。

 とにかく給食民間委託は事実上決まりました。民間委託に賛成したのは、議長会派の緑政会の南部登志子、井上公、喜多進、奥村良太議員、もちろん上田登議長。一新会市田博、松村ひろし、鈴木康夫、奥西いさお議員。新栄会喜多英男、小林喜代司議員です。民間委託に賛成した市田、喜多進、鈴木議員からも注文付きだったことをあわせて書いておきます。注文をつけるぐらい心配なら、もっと慎重に考えてもらいたかったです。

 今年の最後に腹立たしい事ばかり書いてすみません。でも皆さんに知っていただきたいと思いました。

 今年は政権交代も行われました。新政権が誕生して約三ヶ月です。六十年あまり続いた自民党政権のおかしさを一気には改善できないのは当然ですが、やはり矛盾も出てきています。数の力で批判をかわしていたなら何も変わらないと思います。鳩山政権誕生時から、私は1年半で鳩山内閣は終わると考えています。しかしマスコミの動きにも疑問がありますし、自民党政権はもう絶対ごめんだとも思っています。

 これからも私たち市民はしっかり考え、おかしいことにはノーと言う力も必要ですし、出来ることは何かを見極めていかなければならないでしょう。来年はお金の価値観や物の価値観をもっと変えて、みんなで生きていく社会をさらに模索する年でありたいと思います。

 一年間、次田のり子の週間日誌をお読みいただきありがとうございました。来年は議会に戻って最後の年になります。さらに頑張っていきますのでよろしくお願いします。公職選挙法の関係もあり新年のご挨拶は控えさせていただきます。みなさんよいお年をお迎えください。

  2009/12/20

 「民主主義の仮面を脱げよ」「やり方が汚すぎぎる」など怒りの声が、16日の文教福祉常任委員会で「学校給食民間委託の中止を求める請願」を審議中、いきなりの審議打ち切りの動議を出した南部登志子議員に向けて出ました。紹介議員を努めていた私も本当に腹が立ちました。

 南部議員は、「議論はした。今後、所管事務調査でも出来る」という事を理由としましたが、事務調査で議論するというなら、まだ議論が残っていると言うことです。それなのになぜ審議打ち切りなのか。

 「5000人以上の民間委託反対署名をどのように重く受け止めるのか」と、訴えましたが、鼻で笑うような姿勢でした。一見、陳情などにも対応したり、自分が行政べったりと見えないように教育委員会に質問するような姿勢を見せながら、議論そのものを封じ込めることをしました。あまりにもずるい南部議員に対する市民の怒りは消えません。

 これで本議会で請願を通すことは難しくなりました。これからずっと子どもたちの給食は民間委託となり、当初は調理だけとしていてもどうなるか分かりません。その時に食材などの安全性を保証できるのか心配です。経費削減と言いますが試算基準に疑問があります。給食の民間委託を主導した責任を感じてもらいましょう。

 賛成、反対はあったとしても、議論を封じ込めることは許せません。本議会で教育長は、私の「食材の安全性をどのように確保するのか」という質問に対して、教育長は「検討委員会を設置する」と答弁しましたが、それは民間委託を提案する前に設置するべきものです。

 「私は長く民間委託を考えてきた」としつこくしつこく強調していた南部委員ですが、こういった検討委員会も出来ていないし、私が議会に戻って試算のないことも分かりました。試算もせず、なぜ民間委託ありきだったのでしょうか。教育部長とのなれ合いとも思える質疑を見て、どうなるのか今後に不安が残ります。

 紹介議員として責任も感じています。同時にこういった言論を封じ込めるやり方が横行するのではないか心配です。市民の皆さんの監視が本当に必要です。一度議会傍聴をしてみてください。25日は議会最終日です。よろしくお願いします。

 年末の慌ただしさの中、いくつかの市民グループの懇親会に参加をしました。いつも市民の皆さんの特技や、知恵、知識に驚かされます。ライフワークの達人だと思います。そして市民はよく見ています。厳しい言葉もいただきますが、私は言ってくださることがうれしいのです。

 また、今年は、以前から一度出てみたいと思っていた市民クリスマスで歌いました。何十年ぶりかの賛美歌、楽しかったです。夜の練習は、休みながらも頑張りました。数人以外は合唱団の方たちですが、皆さんに寛容に受け止めていただきました。打ち上げでは「やみつきになりそうです。来年もよろしく」と言ってしまいました。何事もやってみることです。

 2009/12/05  

 12月議会が始まりました。初日には、市当局から議案説明などがありました。緊急雇用に関する案件などもありますが、給食民間委託に向け約9600万円の債務負担行為なども上程されています。今回は、民間委託を廃案とする請願も出ていますから、大詰めということになりそうです。

  20年度決算については、問題点も多く反対討論を行いました。教育、福祉、文化やまた、女性の人権施策などの遅れも指摘しました。同時に、議員を“先生”と呼ばないようにも言いました。職員には役職名で呼ぶことを研修などで指導しているのなら、いかなる人も守るべきです。

 私の反対討論の前に、緑政会の奥村良太議員が“与党議員”として賛成討論をしましたが、ほとんど事業の羅列だけでした。市長他幹部の皆さんの様子が意気消沈という風に見えました。「あなたにほめていただいても・・・」という感じでしょうか。

 緑政会といえば、井上公、南部登志子、山下勝一議員が座席変更を押し切ってきました。私は同意したくないので退席しました。しかし私の申し入れどおり、経費は使わない事となったようですから、よく見ると名札に紙ではちまきをしています。任期後半は、違反行為も反省して、はちまき締めて頑張ると言うことでしょうか。

 どうしても“ナンバー2”の席に座りたいとごねた井上公議員たちを見て、皆さんどう思いますか。居眠りしやすい所だからか変わりたいのかと思っていましたが、あそこが“ナンバー2”の席だったなんてまったく知りませんでした。とすれば、私は超末席と言うことです。くだらない話です。

 とにかく無駄遣いは避けられました。後は幹事会で今後はわがままは許さないと決めていただきたいです。緑政会ももう少しお考えいただきたいものです。

 明日は、給食民間委託に反対する市民集会が開かれます。使い捨て時代を考える会・理事長の槌田先生をお招きして「食」について考えます。一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。

 私の一般質問は、10日10時からです。ぜひ傍聴に来てください。

 また、来年になりますが、1月23日午後から、男女共同参画フォーラムを開きます。2011年の統一地方選挙に立候補しようかなと考えている方の参加を募ります。定員は20名です。講師には奈良女子大学の澤井勝先生をお招きしての勉強会です。選挙についての経験談なども話し合われます。

 スクールセクハラなどがないか、今学校教育課で過去の相談などの件数を調べていただいています。保護者の方たちからも心配事や、知っておられることがありましたら、一緒に解決していきたいと思いますのでご連絡ください。子どものようすがおかしいと思っていたら、優しく聞いてあげてください。

 時には、お母さんと娘さんが一緒にお風呂屋さんに行ったりすることも大切です。何もなくても、いつも見守っている事を伝えてください。大事な子どもたちです。「誰々だから、預けていても大丈夫」は、言い訳けにしかすまなくなっています。自分の手で子どもは守るものです。いろんな事件を見るたびに悲しくなりますし、そんな時代になっていると思います。でも助け合うことも大切ですから、何かあれば一緒に考えていきましょう。

 近所の子どもさんの様子がおかしいと思ったら、市役所のこども福祉課や警察に電話を架けてください。私にご連絡くださってもいいです。秘密をしっかりまもりながら市役所などに繋いでいきます。

 2009/11/26

 緑政会の議席変更申し入れに対し、25日付で要望書を議会運営委員会に提出しました。もちろん「ワガママはいけません。市民に公費負担をさせるなんてとんでもない」という趣旨です。井上公議員は後列でしかも議長の隣に座りたいと言うことらしく、そのために井上議員、山下議員、南部議員の議席を変更したいと言うことのようです。くだらないことです。

 慣例で後列はベテラン議員が座ると言うことになっているようですが、そんなものどうっと言うことではありません。私なんかは前列の一番端っこですが、何とも思いません。だいたい井上公議員がなぜ会派を追い出されたかと言えば、税金で整備した農地を無断転用してお金をもらっていたからです。違反をしていたのですから、辞職勧告を受けてもおかしくなかったのです。もちろん私は辞職勧告も含め厳しく対応するように申し入れをしていました。

 要するに辞職勧告を出されてもおかしくなかった井上公議員に、議員年数が長いからと議席はベテラン議員の席にしてくれという資格はないと思います。権威主義でしょうが厚かましいにもほどがあります。自分のしたことが悪いと思っていないのでしょう。

 また、便乗して議席変更したい方もあるかもしれませんが、こんなワガママのために公費を使うことは絶対に許せません。

 一休が丘の横断歩道の横にマンホールがあります。車で通るたびにスリップをしたので担当課長にすぐ連絡をしました。即日、ふたを取り替えてもらいました。摩耗していたのでしょう。事故にならずよかったです。

 新型インフルエンザの関係で、教育委員会のせせらぎ祭りや子どもの主張大会などイベントを中止していますが、そんな中、同じ教育委員会で幼稚園大会は行われました。検討はされ欠席児童も少なかったと言うことですが、同じ教育委員会でのばらつきがあります。曖昧すぎる感があります。

 それにしても教育委員会に伺っても、みなさんパソコンに向かい合って誰も知らん顔です。その間かんじょしていましたら、学校教育課13人全員がパソコンをしていましたが、カウンターに立っている人の気配というものを誰も感じないのでしょうか。いっそうのことカウンターの方に机を向けたらどうでしょうか。誰が気づいてくれるのかと思って立っていたら、違う課の職員がきてくれました。

 前回の総務委員会で、職員一人にロッカーや机一つは見直した方がいいと提案しました。ものを置きっぱなしにしたり、ロッカーに備品を隠したり、机にお菓子や漫画はいりません。机や資料は共有をすることにより、整理も出来スペースも作れます。また、ロッカーは出勤時に好きなところを使い、帰りにはからにしておけばいいのです。お菓子や飲み物は共有スペースで、傘置き場なども1カ所に固めればいいです。狭くなった庁舎を有効に使っていきましょう。

 市職員用の食堂が閉鎖されます。理由はいろいろあるでしょうけれど何かの時には困ります。いっそうのこと、市民も利用できるレストランをもっと明るい場所に作ってほしいものです。職員も仕事帰りに職場仲間とお茶や食事を一緒にできるというのもいいのではないですか。たまには歓送迎会程度のことも出来たらいいでしょう。そういう付き合いもいいものです。

 12月10日朝一番に一般質問を行います。今回は平和市長会議に加盟することについて、甘南備園の建て替え問題、枚方市との環境問題、給食の民間委託問題、化学物質過敏症への対策などについて質問します。みなさんの傍聴をお待ちしています。

  2009/11/24

 学校給食民間委託に反対する約4000人の請願署名を、議長に渡される時に同席しました。時を同じくして、市教育委員会は約一億円の民間委託関係の予算を12月議会に上程しました。いよいよ12月議会が山場となります。かなり厳しい状況ですが、最後まで保護者の皆さんと頑張ります。

 行政改革・予算削減と言いますが、市の財政はまだ何とかなります。それに今回の民間委託に関しては必ずしもコストが下がるというものではないとわかっています。食材の安全性も担当職員や業者が変わる可能性もあり、まったく見えないものになっていきます。もっと子どもたちにお金をかけてもいいと思いますし、民間委託をしなくてはならない理由がわからないのです。もっと慎重であるべきです。16日の文教福祉常任委員会で審議となります。 

 先日、12日13日と神奈川県平塚市と横浜市に、総務常任委員会から研修に行ってきました。平塚市には必要となる自治基本条例、横浜市には男女共同参画推進条例の勉強に女性センターを訪ねました。人口規模は全く違いますが、条例は先進地から学ぶ事が大切なのでこの2カ所を選びました。

 特に、男女共同参画推進条例パブリックコメントが京田辺市では終わっており、3月議会に上程される予定ですが、かなり問題がある条例案となっています。きっと男性が作った条例案だとすぐにわかるものです。総務委員会では慎重に審議する予定です。

 19日は議会改革・検討特別委員会の研修で天理市に行ってきました。議会基本条例が出来たばかりのところですから利用度よりも出来る過程を中心に聞きました。それぞれに努力はしていますが、不思議だったのは議員定数と議員報酬についてです。

 市民から定数を削減した方がいいという案は、議会も削減に次の選挙から行うのですが、報酬については現行通り52万円、政務調査費年間60万円とはいささかお高いと感じました。それでも無会派は会派議員と同等の扱いというのには、「そうでなくっちゃね」と思いました。 

 20日は奈良女子大学の澤井勝先生をお招きして全議員研修でした。「これからの介護保険制度について」でした。やはり見直しをする点はたくさんあります。特に男性が介護をする側になった時の問題は深刻です。

 仕事に追われていた男性が今度は介護する人になるのですが、地域との関係が薄いことや、弱音を吐かないことが、自らを追いつめてしまうのです。女性はその点マルチですから、介護をしながら趣味を楽しむことが出来るようです。やはり地域の中で支え合うシステム作りが課題のようでする

 22日は産業祭でした。エコパークかんなびも出店して結構頑張りました。私なんかは、前日と当日だけのお手伝いでしたが、スタッフの皆さんは、何日もかけて大変だったようです。少しでも再利用していただこうという思いでみんな頑張っています。

 今日の幹事会でまたまたびっくりするような議題が出ました。議長会派の緑政会が議場の席を変えたいというのです。9月に放り出されていた井上公議員が会派に戻らせてもらい、席を古巣の緑政会のところに変えたばかりなのにまた変えてほしいと言うのです。

 それも1人が変わるだけでなく、山下、南部議員も変えるというのです。でも井上議員は幹事会にお任せだったはずですし、山下議員は話しぶりから「こんな格好の悪い話」と、思っているのがありありと分かりました。とすると本当に席を変えてほしいと思っている議員は別のようです。他の議員もみんな分かっているようです。「またかいな」と、みんな思っているのです。

 緑政会の上田議長も山下議員も「格好の悪い話で申し訳ないが、何とか変えさせてくれないか」と、言いますが、わがままはいけません。席を変えることにより名札を変えなければならず、これが1人分約三千円ですから、3人動かすと約一万円かかります。それに見積もりやなんやかんやと職員の手間もかかります。一円たりとも無駄に税金を使ってはなりません。「我慢しなさい」と教えるべきです。

 議場の席は幹事会の決定に従うのが規則ですから、嫌なら9月の段階でいうべきことです。なのに、議長自ら何をおっしゃいますか。私なんかは無会派と言うだけで席を選ばしてもらったことはありません。まぁ、嫌だと思ったこともありませんけれどね。とにかく住民監査請求の対象にもなりかねないようなことはおやめください。市民はこんな無駄遣いは納得できませんよ。

 2009/11/07

 決算委員会が終了しました。昨日は最終日ですから各会派から総括質問しますがぱっとしません。抽象論だったり、くちゃくちゃ、くちゃくちゃと何を言っているのかわからなかったり、準備不足とも感じました。

 まず緑政会から南部登志子、奥村良太、井上公議員のいつものお騒がせトリオが質問しました。南部議員からは指定管理者制度についていささか感情的に質問が続きました。この制度の導入に賛成をしておきながら、「あれが不十分、これはなっていない」と言ってもあかんでしょう。そんな心配は導入前にすることであり、不安があるときは賛成しないことです。今問題になっている給食民営化問題でも、南部議員は指定管理者制度導入時と同じスタンスですが、それは責任回避をするためのようですが賛成したら責任は免れません。

 とにかく3人とも一言で言うととても「与党」議員とは思えない質問内容でした。普通与党はもっと市長や議長を支え、より発展させるために与党しかできない質問をするのですが、自分の言いたいことだけというか、自分の票につなげるために同じ事ばかり言うというか、べつに総括で質問しなくてもいい内容なわけです。それでいて何かと職員には威圧的な物言いだけはお三方とも堂に入っていました。そんな感じでしたが市長はうまくいなしたようでした。

 共産党の塩貝議員からは行政改革実行計画について質問がありました。時間に追われてでしょうか、今ひとつの突っ込みがありません。他の委員も時間いっぱいで詰めがなく、市当局はただただ風が過ぎ去るのを待っている感じです。決算委員会のあり方も検討する必要があります。

 公明党の河田議員からは、「市主催のイベントに参加者が非常に少ない、内容のある人権や女性政策に関する講演にもほとんど市民の参加がない。」と指摘がありました。担当部長は「男女共同参画などに市民の関心があまりない」とあっさり言います。男女共同参画基本法が出来て十年経つのに、そんなことを平気で言うのは自分たちの責務を感じていないのだと私は思います。甘く考えていたら、女性たちにそのうちそっぽを向かれますよ。

 民主党の米澤議員からは、幼稚園問題や職員体制についてなどさすが自治労で培った視点での質問が続きました。これは嫌みで言うのではなく必要な視点なのです。市民にとってサービスをしっかりしていこうとするのなら、職員にとっても働きやすい職場である必要があります。公務員たたきだけではよくならないからです。

 とにかく決算委員会は終わりました。採決は12月議会初日です。私も討論にたちます。

 新しく議員控え室で委員会の審議が傍聴できるようになったことは先日お知らせしましたが、スピーカーを通すとまた違ったことがよくわかります。しっかり話さないと言葉が聞き取れません。聞いていた市民は「この人酔っぱらっているのですか」と、私に聞きました。もちろんそんなことはありません。

 新型インフルエンザが猛威をふるっています。中部住民センターのせせらぎ祭りやイベントが次々と中止になっています。気になるのは教育委員会関係やスポーツ関係は特に中止ではないようですが大丈夫なんでしょうか。市民文化祭の人手が少なく感じたのも新型インフルエンザのためでしょうか。手洗いうがいで乗り切れるでしょうか。

 次田のり子の議会便りが出来ました。配布していますのでまたお読みください。 

 2009/11/03

 急に寒くなりました。慌てて毛布を出して寝ました。皆さん新型インフルエンザだけではなく、普通の風邪にも気をつけてください。昨日、安全安心まちづくり室にいき、北部に空き巣が多く発生しているので警察にパトロールの強化を要請してほしいと言いにいきましたところ、課長は「先日状況を聞いたので田辺署に要請しました」とのことでした。それでも油断大敵です。

 昨日の決算委員会は教育部所管の審議でした。しっかり傍聴しました。私が九月議会で質問しました指定管理者制度について、何人かの委員からも質問がでていました。教育委員会の答弁はピリッとしません。

 教育委員会はプールを指定管理者制度を活用して運営をしていますが、今後図書館や体育館、住民センターなども指定管理者制度で運用しようとしています。私はいかがなものかと思います。

 現状を見て、なぜこの制度を導入するのかが私にはよくわかりません。コストダウンが目的だと言いますが、本当にそうでしょうか。また、コストダウンによるデメリットもあるはずです。だいたい導入されたとき、ちょうど他市のプールで小学校の女子生徒がプールの排水溝に吸い込まれ悲惨な事件が起こった時でした。私は議会を離れていましたが気になっていました。

 そんなときに提案をしてきた市や教育委員会、そしてこうなることがある程度予測できたにもかかわらず追認した議会・議員に責任があります。いまになってワーワー言うのならもっと慎重に判断するべきです。

 それに長く運営していながら、民間業者にできて市が出来ないという理由がおかしいと思うのです。専門家にアドバイスを受けたり運営委員会も作れます。そのうち市役所そのものが指定管理者制度のほうがいいと言うことになりませんか。

 それにしても教育委員会の答弁の中に「今資料を持ち合わせていません」という言葉が多かったです。議論になりません。滞納整理や新型インフルエンザの現状についてなどは、質問されるに決まっています。資料も持たずに来るなんて怠慢だしおかしいと思いました。そんな時は委員会は休憩をして、資料をご準備いただくのが本当だと思いましたが、気のいい議員たちは「じゃ、また後でだしてください」と無罪放免。本当に質問したいならそれではだめだと思います。後とはいつになるのでしょう。

 十一月六日一時三十分から決算委員会総括が行われます。市民の皆さんも傍聴してください。皆さんの視点から感じられたことを言っていただくのも大切だと思います。私も傍聴していてわかることがありますが、いざ委員として座っていると気づかないことがあります。意見をお聞きすることが大事です。

 2009/11/

 今日も国際交流会の当番で市民文化祭にでかけました。昨日もそうですが、昨年より人が少ないように感じていると、出会った人からも「今年は人が少ないね」と聞きました。みなさん同志社大学のほうにいっているのでしょうか。あくまでも感覚です。

 国際交流会はイギリスをテーマに取り組みました。珍しい機関車やサッカーのヵシャツを展示しました。展示品の総額は・・・言えません。でもみる価値は十分ありました。

 会場になっている中央体育館のお手洗いが汚かったので、体育館館長に言いにいきました。お掃除をお願いしている業者さんは日曜日なので休みでしたが、すぐに対応してくれると言うことでした。帰りに見るとちゃんとしてくださっていました。よかったです。

 社会福祉協議会のバザーがうまくいっているのか気になったので、一度自宅に帰ったもののもう一度でかけました。会場の田辺中学校が工事中という悪条件なので大変だったと思います。バザーも文化祭も準備やお手伝いは本当に大変だと思います。お疲れ様でした。

 大住ヶ丘に空き巣被害がかなり出ていると緊急回覧が回ってきました。物騒です。お互いにおかしいなと思ったら近所同士連絡する事も大切です。警察の方のパトロールも増やしてくださるよう明日要望します。音の出る砂利を引いたり、ガラスを割れにくくするフィルムを張ったりして少しでも被害を防ぎましょう。

 孫っちたちがハロウィンパーティに今年はミッキーとミニーになって参加したようです。すぐになりきった写真を見ては笑えてきます。ケーキの食べ方や遊び方を見ていて、どうもお兄ちゃんより妹の方が豪快なので「女はたくましい方がいい」と私は言っています。それぞれ伸びやかに生きればいいのです。

 さて、明日は決算委員会の傍聴です。最近は委員会室に行かなくても、用事があるときは控え室で傍聴できるようになり便利になりました。でもなるべく委員会室で聞く方が雰囲気がよくわかるので何かといいと私は思います。みなさんも是非一度お出かけください。

 十二月六日、午後二時より市商工会館会議室で 「学校給食の民間委託」いったい誰のため、食の安全から「学校給食」を考えると題して、民間委託に反対している保護者の皆さんと講演会を開きます。講師には使い捨て時代を考える会の槌田たかし先生をお招きします。ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 今の教育委員会の説明では、まずもって給食の安全性に問題が起こるのではないか懸念されます。これこそ子どもの権利条約に抵触することになりませんか。食の安全をもう一度問い直し、給食のあり方を考えたいと思います。

 2009/10/31

 今日は、本当にいいお天気でした。市民文化祭もはじまりました。私もハーモニカで出演させていただきました。正直のところ練習にはほとんどいけませんが仲間の皆さんに励まされがんばっています。明日は、国際交流会のお当番で体育館に朝からでかけます。

 この間全国市議会議長会主催の研究フォーラムに出かけたり、あちこち勉強にでかけています。近々女性政策や自治基本条例の勉強に総務委員会から横浜と平塚市に行きます。市が男女共同参画条例を提案しようとしていますが、慎重に議論するためにしっかり学んできます。

 決算委員会が京田辺市ではまだ終わっていません。次年度の各課の予算に関するヒヤリングが終わっているのに遅いと私は思います。次年度に決算委員会で出た意見を反映させないと意味がないからです。この点も議会改革・検討委員会に提案したいと考えています。

 この議会改革・検討委員会もいよいよ始まりました。研修も予定されています。 市民のための議会ですから、まずもって開かれた議会にしなくてはなりません。また、チェック機能としての質の向上です。

 研修に行くとよく話題になるのは、ある女性議員とお酒との話です。以前文教福祉委員会では、テーブルをたたいたり大声で怒ったりと大変だったとか。みなさん懲りたらしく、それ以後は、その方にはなるべく早くお休みいただくようにしているとのことでした。以前、京田辺市議会では、北海道に研修に行きセクハラ事件がおきました。お互いに「肝に銘じよ」です。

 北部住民センター和室の障子がきれいに張り替えてありました。職員さんたちが頑張ったのかと思いきや、お茶の先生たちに張り替えていただいたと聞いてびっくりしました。障子紙などの代金まで先生たちに甘えたとわかってまたまたびっくりです。おかげでとてもきれいになりました。茶道教室のみなさんも喜んでいます。市は「先生たちの好意です」と言いますが、管理責任はどうなっているのでしょうか。備品や経費は予算に上げられています。「好意」に甘えすぎではないでしょうか。

 中部住民センターの駐車場を葬儀場が使っている件については曖昧なことです。「交通渋滞にならないように駐車場を開けていた」と教育委員会はいいますが、それは業者が責任を持つことであり、市が率先して駐車場を提供するのはおかしいのです。そんな中から「お礼です」と、何かいただくことになってはいけません。そんなことがあったと言っているのではなく、あってはいけないから何事においても取り決めがあるのです。三年前の事件もありますから、しっかり頼みますよ、教育委員会。

 

 

 2009/10/11

 秋も深まってきました。各地で運動会やお祭り真っ最中です。私も昨日は市障害者スポ−ツ大会にボランティア参加しました。担当が景品係だと聞いて、内心よかったと思いましたが思惑は外れ、用意してあった景品を運んだり、紐でくくったり、あっちやったりこっちやったりと結構忙しかったです。今日は少々疲れ気味です。でも皆さんとても楽しそうでしたからよかったと思います。

 9月議会も終わりました。最終日には20年度の決算も議案上程されました。私は決算に関し「市職員の研修も行っているが成果はどうか」と、お聞きしました。石井市長は「就任してから約2年半が経つが、変わった部分もあるがまだまだ根が深い」と答弁された。

 「2年半も経つのにまだそのようなことなら市長のリ−ダ−シップが問われるのではないか。一般質問などへの答弁を職員も聞いている。もっと的確に答弁されるべきであり、なるほどと思うものなら職員もついていくのではないのか」と、失礼かとは思いましたが、はっきり言いました。私はとにかく一般質問の市長答弁に不満なのです。

 市役所や公民館や図書館などの駐車場管理について、利用者以外が長時間止めているなどして迷惑な状況もあるのでしっかり管理してほしいことや、4月から市職員から駐車場代を徴収しているが駐車スペ−スが保障されているのかなど聞きました。

 また中部住民センタ−では、向かいの葬儀場に駐車場を貸しているように思える状況がよくあります。私も葬儀場のガ−ドマンに中部住民センタ−駐車場に誘導されたことが何回もあります。市民のための駐車場ですから、一業者さんに貸すのはいかがなものでしょうか。ただいま返答待ちです。

 男女共同参画条例案が、私の所属している総務常任委員会に説明がありました。13日からバブリックコメントを行うとのことですが、委員からは厳しい質問や意見が出ました。

  今回の条例案は、まずあまりにも曖昧な表現が多く、女性差別が今なお続いている現状についてすら何も書かれていませんでした。ドメスティックバイオレンスや平等という言葉すら書かれておらず、何を目的としたものか考えてしまいます。私の方からも厳しく意見を述べました。委員会から前文だけでは不充分という意見が出ました。

  例えば女性ル−ムを設置しているのなら、現状はいくらかは把握しているはずなのにそれも全く見えてきません。女性差別があったこと、今なおあることを全く感じさせないようにしているのは何故なのでしょうか?これは男性にとっても不幸な事ですが、しっかり見て目的をはっきりさせることです。それでないと京田辺市の行動計画の裏付けが出来ません。

 女性職員にもしっかり意見を言うように言いました。だいたい策定懇話会に、京田辺市の現状が一番わかっているはずの、女性ル−ムの職員が何故全く加わっていないのですか。女性ル−ムについては厳しい意見をいつも私は言いますが、幹部はどうあれあの場所をあてがわれた職員は一生懸命やってきたはずだし、現状としてアンテナは張ってきたはずです。その意見が大事なのです。12月議会で質問する予定ですが、市長がどのように判断されるかしっかり見たいと思います。

 


トップページに戻る

このページについてのご意見、お問い合せなどは
mailto:info@tsugita.comまでお願いします。