NORIKOの週刊日誌

1999年12月

1999.12.29.あと数日で今年も終わる。2000年には必ず憲法改悪が出てくる。ハーグ会議では日本国憲法が大変評価されているのに国内では学校でも教えないし、私たちの暮らしが憲法によって保障されていることがあまり大きく取り上げられない。平和憲法とはよく言われるがこの中には「人権」「民主主義」がきちんと示されている。憲法を変えなければならせない理由はなにもない。周辺事態法が成立してしまったが残された道はまだある。どんな法律が出来ても私は多くのなかまとともに戦争に反対し続けます。こんな時こそ一歩も引かずに元気にやりましょう。

 来年は特に「憲法問題」と「教育」に力を入れるつもりで゜す。ご意見もどんどんお寄せください。言いたいことお互い言っていきましょう。そこからしか始まりません。余談ですが、京田辺市職員組合の旗開きに初めて呼んでもらうことになりました。この前、定期大会に読んでくださったのでこういったところに行くのは2回目なのですが旗開きに、もし挨拶をさせていただくのなら「みんなリストラやなんやかんやが厳しいと言うだけでなく怒るときは怒ろう。そして闘うことにより市民にも見える組合を・・・」と言いたいのです。感性を磨き新鮮な気持ちでがんばります。

 日誌を読んでくださったみなさん。どうぞ、良いお年をお迎えください。ありがとうございました。


1999.12.24.市議会の最終日、中川議長と小林幹事座長に「南市議への対応が消極的」として抗議文を渡した。詳しくはニューススクラップを見てください。「消極的」というよりはかばっているようにすら見える。共産党もトーンダウン。情けない。

 また、議長会派からチャイルドシートに補助を求める内容の請願が提出。私は車をもつ人、もたない人があることと、このことが少子化対策や子育て支援になるとは考えにくいので反対した。こんなバラ巻きをしないで子ども支援策というのなら教育や子どもを虐待から守るためにもっと力やお金を使うべきだと思う。それにしても公明党の案に京田辺市議会では自民、民主、共産まで乗っている。国は自自公なのにね。

 2000年問題を甘く見ては行けないと思う。京田辺市に限らず開き直りの状態。停電に慣れは゛水タンクが下にあるマンションなどは断水。復旧は未定。また、電話が止まれば火事、急病、交通事故などは直接消防署か警察又は市役所へ行かなければならない。水とガスを少し準備しておく方がよい。ただ、原子力発電所や危険物を置いているところのことは全くわからない。市も危機感がないと思う。

 私の質問に「枚方市が埋めっぱなしにしている汚泥と覆土を撤去を求める」と村山財政部長が答弁。撤去をさせるまでがんばりますので力を貸してください。年明けから行動開始です。埋められているところは京田辺市の分水嶺。命の水のもっとも大切なところ。撤去以外はだめ。子どもたちのためにもがんばります。


1999.12.19.市街化区域変更に伴いある有力者が500万円せしめたとか。南京都信用金庫木津支店の小切手には、せしめた人せしめられた人の裏書きが。約4ヶ月前のこと。

 神奈川県警に次いで京都府警にも特別監察が入る。正義感に燃えた刑事さんやお巡りさんもいるだろうに情けない.亀岡署での不祥事に伴い田辺警察署伊豆村署長も訓戒処分。当時副署長だったらしい。京田辺市の治安をしっかり守って汚名返上してください。

 議会が22日で終わる。21人から共産党岡本市議が辞職して20人になった。塩貝団長、水野市議は謝罪、中西、井上市議は全くこの件にふれず。京田辺市共産党議員団は仲が悪いという噂は当たっているように感じた。謝罪の中ではふれていないが7ヶ月しかもたない人を立候補させたことに責任を感じるべきでは。ポスター代など選挙に使った公費を自主的に返すべきだと思う。もう一つ私は郡元市議の時と同じく定数削減の煽りにならないか心配だ。


1999.12.15.しばらくでした。議会が始まり日誌を書くことが出来ませんでした。ごめんなさい。南市議の件ですが、南市議の謝罪の前に私と水野議員から申し入れの際の事情を聞くことになったらしく10日議会終了後幹事会にいきなり呼ばれました。その席で私は南市議からいろんな資料が送られてきていること、その資料には他の議員がこんな悪いことをしていると実名入りで書かれており反省の意志が見られないことを言いました。後日南市議より「公開するな」と内容証明が送られてきたが、幹事会はそういった事も含めて南市議の言動を把握しなければならないだろうから幹事会から資料提出要求があれば私は全て提出する事を伝えました。議論の末、小林幹事長は「資料提出をしてください。」と、言いました。ところが後日幹事長は「資料提出は要らない。」と。なぜなんだろう。やっぱり、この資料は本当だったのか?

 13日総務常任委員会協議会でのこと。2000年問題についての議論中、私の前に座っていた松村助役、ポケットからなにやら飴らしきものを出して、いきなり口にぱくり。目を疑いました。2000年問題対策本部長の松村助役。大丈夫ですか。「助役、お口の中の飴はもうなくなりましたか。」と、ちょっと皮肉ると「せき止めです」なかなか、言い逃れる対応は早かった。この調子で2000年対応も急いでもらいたいもの。 


1999年11月

1999.11.29.「周辺事態法」のなかには自治体や民間企業、病院に米軍協力をを要請出来ることが記されている。25日総務常任委員会で継続審議となっていた「新ガイドライン反対に関する請願」の審査の中、民主党の上村市議は「周辺事態法は戦争協力ではない。自分たちが武器を持ちたくなくても他国が持っているから持つのは当然。安保条約があり日本に何かあればアメリカが守ってくれる。」あきれてしまった。党からそんな風に教えてもらったのかな。国際的な軋轢は武力でしか解決できないはずはない。戦争の悲惨さを真摯に見、考えるべきではないか。戦争が起こればお得意の介護保険も飛んでしまう。それとも、福祉自体、彼には単なる政治手段にしか過ぎないのか。

 あの南市議が議長と幹事長に失言、謝罪の申し入れをしていることがわかった。「ほかの男性議員もみんな買春をしている。」発言だ。私はすぐに議長室に飛んでいき「謝罪を幹事会でさせるのなら申し入れをした本人の私と水野議員を同席させるべきであり、またもっと厳しく追及するべきだ。それをしないで自分たちだけの対面を守るためだけに謝罪をさせるのはおかしい。市民は絶対納得行かない。」と抗議するとともに南市議の除名を要求。中川議長曰く「私は早くこのことを終わらせたいんだ。除名なんかしない。」自分たちさえよければいいのか!


1999.11.19.岡本市議が辞職。不正を認めた。南議員が先に辞職すべきはずなのになんと言うことか。でも、余罪がないかしっかり調べて欲しい、いろいろ役をしていたはずだから。それにしても共産党、しっかりしてよね。私が15日に塩貝共産党京田辺市議員団長にその話を言いに言ったとき団長はすでに6日には知っていた。対応が遅いのでは。市民の怒りをリコールで表すことも出来る。そんなことにならないよう今まで以上にがんばるしかない。

 


1999.11.17.思わぬことが起こりそうです。0議員が自治会役員だったとき自治会費に不明金が出ているのです。本人曰く盗難にあったとのことらしいのですがそれは5・6年も前のこと。今年新役員により発覚。約200万円返金済み。でも、返せばいいと言うことではないはず。党は、どんな落とし前をつけるのやら・・・

14日ピースツアーを行いました.その日は祝園弾薬庫設置39周年。式典参加者と間違ったのか入れないはずの門の中を自衛官が誘導。4台中3台もすいすい。気づいた自衛官があわてて「その場を動かないでください。」上官を呼びに行っている間に記念写真をはいパチリ。それにしても厳しいはずの警備、こんなことで大丈夫なんでしょうか。反対に心配になってきました。秘密工作員のみなさん、これは読まなかったことにしてください。

同じ14日枚方市のゴミ焼却炉建設の説明会。やっと市民に説明、市民が聞きたいことたくさんあるはずと考え後ろに座りましたがあんまりにも枚方市の態度が冷たいと感じるようなものであり、また、一言も答えない京田辺市の態度に我慢できなくなり気がつけば・・・あれでは市民は納得できないし気持ちは救われない。京田辺市やっと甘南備園にバグフィルターをつけることに。でも20億円とは高い。いっそうのこと市独自の小型焼却炉を造った方がいいのでは。

 


1999.11.7.11月6日2時北部住民センターで、「援助交際・買春を許さない市民集会」を開きました。約35名の市民のみなさんが駆けつけてくださいました。石田法子弁護士は、「南氏の発言や回答書の中には買春行為に対して全く反省の言葉がなく人権問題に取り組むべき政治家のあるべき姿ではない。」と厳しく批判。

 なお、以下の集会決議を参加者全員で採択。明日、中川議長と南議員本人に渡します。

集会決議

 

 今年7月の未成年に対するいわゆる「援助交際−買春」行為による現職市議の逮捕・起訴は京田辺市民に怒りと政治不信を植え付けました。

 市議会議員たるものは政党や政治的立場を超えて、市民の代表として尊敬されるに足る行動規範を示すべきであることは当たり前のことです。また、このような不祥事により、議会を大変混乱させています。

 時を同じくして大阪府においては知事がセクハラ疑惑により裁判にかけられ、小渕内閣においては就任早々の防衛政務次官が核武装など数々の好戦的な発言のみならず、しきりに「強姦発言」を繰り返し、多くの市民に怒りと不安を与えました。

 レベルこそ違え、これら3人に共通するのは政治の世界と市民との感覚の大きなずれです。本来、政治は弱者の立場に立って不正をただすことをその本分とすべきはずです。しかし、こと女性問題に関しては政治家の意識はあまりに差別的であり、そのことに対する批判の声が議会の、とりわけ男性議員の中にはほとんどみられないことが特徴です。

 京田辺市の事件は未だ係争中であるとはいえ、青少年保護条例に抵触した本人が市議会全会一致の辞職勧告決議を無視して居座り続けているだけでなく、「買春」に対して何の罪の意識も感じていないということは、市民としてとうてい納得のいくものではありません。このような感覚の議員が議会活動を続ければ、京田辺市の子どもや女性の人権が守られないことは必至です。

 私たち市民は、南和男議員がまず非を認めて辞職をすること。「えん罪」を主張するならば、その上で一切の事実関係を市民の前に公開することを要求します。

 さらに市議会議長や各議員、とりわけ男性議員が南和男議員に対して毅然とした対応をとることを重ねて要求します。

 上、決議します。

1999年11月6日

 

援助交際・買春を許さない!

市民集会参加者一同

 


1999.11.1.11月6日2時北部住民センターで、「援助交際・買春を許さない市民集会」を開きます。先週M議員より回答書が来ました。言い訳がましい内容でした。ボーボワールの「第2の性」を持ち出したり「人権」を並べたり・・・それでいて買春は、悪くないと。

 回答書とともに驚く内容の文章が。1995年の汚職事件が発覚し2名の田辺町職員が逮捕された頃のもの。内容も酷似していて、バブル当時に田辺町内では、こういう形で公然とした脱税行為が、地元の土地持ちとダーテイーな議員や有力者を介しておこなわれていたのだと・・・再度ビックリ!(田辺町職員汚職事件は多分ほんの氷山の一角!)

 M議員は、あとであわてて「あの文書は私信だから公表しないで」という内容の文章を内容証明で送りつけてきたけれどもう手遅れ。

私が知り得たことは全て何らかの形で全市民に公表します。


1999年10月

1999.10.22.区や自治会の会長を市政協力委員と言います。何かと忙しい仕事でもあり報酬が市から出されます。住宅の戸数で金額が変わります。多いところでは、田辺区、大住ヶ丘、薪、東等のように732000円となります。一休ヶ丘や健康が丘で約717000円です。自治会の独立性から考えると難しい問題を含んでいるなと、思います。

 一休が丘では、枚方市の計画しているゴミ焼却場問題か大きくなっています。私が言い出すとあわてて共産党も乗り出してきたのですが変なこともやっています。先日、住民には市長と会わせるとのこと。住民のみなさんは市長に直接自分たちの思いを伝えられると思っていかれたのに現実には助役対応。その日に市長が東京出張ためいないのを知っていた共産党議員。これはちょっとひどいんじゃないのかな。

 10月20日M議員の「議員になってからはやっていない。ほかの議員もみんなやっている」発言を幹事会にかけるよう申し入れた。中川議長小林幹事長は「恥ずかしい話やから静かにしとくほうがいい」と例によって事なかれ主義(我が身可愛さ?)。でも私は黙らない。


1999.10.4  気になることをいくつか書きます。介護保険が始まりました。初日の申請者はひ・と・りでした。今日で6人です。京田辺市は1000人を予定しています。認定審査委員は日給17200円。一件につき約4分、1日25件の予定。100分にその他の連絡時間が必要としても2、3時間で他の審議会委員の約2倍の17200円。ちょっと高いんじゃないの!と思うのは私だけ?

 枚方市の元汚泥処分地の検査最終報告が出た。砒素、鉛、六価クロムなどが検出。地下水などへの影響は間違いないと思う。廃アルカリ液が捨てられている可能性が高い。

 椿本チェーンの本社工場が市に移転。本社が来るはずだったのにいつの間にかたちぎれ(?)に。税金問題が気にかかる。市民には何の説明も無いままに10月8日竣工式とは。開発に伴い5000万円せしめた人もいるとかいないとか。聞きつけた輩も私も甘い汁を吸いたいとばかり、市の×××を使いに出したとか。


1999年9月

1999.9.25.9月議会の初日、私が使っている議員の応接室に突然あのM議員がいきなりやってきた。一瞬どきっ! 「いろいろ、お騒がせしたので挨拶にきました。」たまたま居合わせた新聞記者も私も唖然。次の日に辞職申し入れ(ニーススクラップ参照)を。その時本人曰く「みんなやっていることだ。容疑をかけられた日はやっていないし、議員になってからはやっていない。」

 釈放された時もあちこち電話をして「自分ははめられた。」とのこと。ある情報では、某大物議員も同行していたとのです。某大物議員の車で京都市内へ。M議員は、はっきりさせるためにも、私の申し入れに回答してくるとのことでした。どちらにしても買春行為は事実。怒りと同時に情けない話だと思います。M議員、せめて留置中の議員報酬を返せ!

 

次田のり子

 

 


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