No14
ダイオキシン問題
甘南備園 貯留庫シャッター設置が年内に実現!
助役答弁は「国の基準値内だから安全」に終始!!


6月市議会は、ダイオキシン問題を中心に質問をしました。

特に京田辺市の焼却施設甘南備園に関しては、97年度末の排気中のダイオキシン値が前年比の4倍(28ナノグラム)にもなっている。 (ふつう排気中の数倍のダイオキシン濃度になっているとされる)

焼却灰がシャッターもない貯留庫(右写真)に一時貯留され、付近の空中や排水に飛散・流出している。以前の施設の焼却灰が甘南備園地下に埋設され、流出の危険性も考えられる。などの問題があります。
さらに、甘南備園の西わずか800mの地点に枚方市が京田辺市の10倍規模の焼却センターの建設を計画している点については、建設予定地の下水汚泥処分地の覆土にPCBなどを含む産廃残土が大量に運び込まれ、その後、京田辺市方向に移された。
下水汚泥にも多量の重金属類が含まれていると考えられ、井手川・手原川の水源に近い。甘南備園や建設予定の枚方市施設の排気は風向きによっては北部住宅地域に流れることも多く、距離も2−3qしかない。などの問題が山積しています。 

これらの点に対して、市長自身の答弁を強く求めたにもかかわらず、松村助役が「国の基準値内であるから安全である」という型通りの答弁を繰り返し、市の誠意の無さを示しました。しかし、貯留施設のシャッターを年内に設置することや、排気中のダイオキシン値の測定回数を増やすことなど、一定の改善を約束させることはできました。

私は、市内の市民グループとともに、9月議会に向けた請願署名を集めています。さらに枚方市の市民運動とも連携し、摂南大学の宮田秀明教授などのご指導を得ながら、今後も粘り強くダイオキシン問題に取り組むつもりですのでよろしくお願いします。









情報公開条例、全会一致で制定へ!


 市の情報公開条例が、やっと6月議会で可決されました。実施は今年10月1日からです。

かねてより私が要望書などを提出していた通り、実施機関に「議会」を入れるなど一定の前進も見られています。
しかし、

など、不十分な点が多いので特別委員会では修正案を提出しましたが、否決されたため本会議では討論で不十分な点を指摘しました。本来3月議会で制定されるべき条例が、多額の税金を払って特別委員会まで設置し、先進地視察までしながら議会を公開の対象につけ加えるだけではあまりにも実りが少なすぎます。

今後、この条例を有効に利用しながら、市民のための町づくりを実現していきましょう。


私立幼稚園にも助成を!


 市内には2ヶ所の私立幼稚園があります。
しかし、園に対しても、通園する園児に対しても就園前の健康診断補助2000円のみとなっています。これは、他市に比べても非常に少額です。 (例えば宇治市では園児1人当たり年間4万円、歯科検診補助・総額の1/2、教材教具整備費1園当たり30万円、研究厚生事業教職員1人当たり2万円)

 教育は、多種多様であるべきだと思います。私立に通う園児への補助費を公立に通う園児への補助額に近づけて行くべきだと思います。


知ってますか?混合病室!


 高齢者の入院施設にもなっている市内のある病院には、「混合病室」がいくつもあります。
 混合病室とは、男性と女性が同室に入院している病室のことです。カーテンのない病室もあり、その場でオムツを替えたり着替えさせたりしています。先日、その実態を見てびっくりしました。

 早速、予算委員会でこの事を取り上げ、改善を申し入れました。市から府の保健所に連絡し、保健所が調査に出向きましたが、なぜか現場は見ず、法的にも問題ないとの見解。本当に驚きました。これまでも、府は何度も現場を調査しているにもかかわらず今まで問題にならなかったことや、「リハビリになる」と言い放つ病院側の説明を受けるだけの対応に再度びっくり。

 海外では個室が当たり前の現状なのに、老人だから、チホウ症だからとこの扱いはひどすぎます。入院されている方々の立場に立ち人権を尊重した病院経営になっているのか。

再度調査し、現状が改善されるように働きかけていきます。


京田辺市議会の懲罰問題


 私は、基本的には議会内での議員の発言の自由は保障されるべきだと思います。

 しかし、6月議会での懲罰問題は、橘・松本両議員の会派分裂時からの遺恨試合の延長だと思い、無駄な公費を使う懲罰委員会の設置には反対しました。
 他にもっと議論すべき事がたくさんあると思います。


今年も市議会野球!(8/4)


 昨年同様、今年も市議会野球が8月4日に亀岡市で開催されました。

 私は、市議会野球の必要性を感じませんし、多くの疑問も感じる点があり、今年も欠席しました。
 恒例の懇親会も開かれ、市長や両助役も参加されたとか・・・。

 駐輪場建設問題やダイオキシン問題で市民とともに市長への面会を求めてもなかなか会ってくれないのに、議員との懇親会にはいそいそと万障繰り合わせて出かけていくとは・・・。一体、誰の方を向いて仕事をしているのでしょうか。

市議会野球参加の議員たち
辻建二、中村三和、市田富雄、井上薫、上田登、小林弘、塩貝建夫、橘雄介、中西稔、西川豊蔵、畑俊宏、古川義和、松本耕治

消防団員の上前をハネルナッ!!


 6月議会の一般質問で、消防団の手当などの増額を求めました。

 消防団は、ボランティアとして非常に少額での出動が求められています。
 しかし、その一方で幹部たちは、市や議会の代表者と年間4回の飲食を行うことを慣例としています。
特定の幹部だけが一人1万円を超える飲食をするのではなく、例えジュース一杯でも全団員に行き渡るようにするべきだと思います。しかも、そのお金は市の食糧費の名目の税金で賄われているのですから、全く納得がいきません。

 私は、このように不明朗な出費は控え、団員全員への正当な補償としての費用弁償を増額して労に報いるべきであると思いますが、みなさんはどう思われますか?

 これらは全て、市の食糧費から出ています。

月・日場所会議名人数参加者執行額(平均)
4/6魚茂第1回部長会議43市長、助役、議長、団三役、分団長、部長、消防長、他428、700(9、970)
8/10魚茂綴喜支部操法大会検討会21市長、団三役、分団長、出場選手、消防長、他219、700(10、462)
12/7魚為第7回部長会議44市長、助役、議長、団三役、分団長、部長、消防長、次長、他441、642(10、037)
3/21大扇第8回本団役員会議14市長、団三役、分団長、消防長、他155、897(11、136)



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