No16

るの日に 市民の信問う 選挙戦
 いよいよ、4月には統一地方選。定数は21議席になります
 現職議員のうち、だれが本当に市民の立場に立って仕事をしたのか?
 市民のみなさんの信を問う正念場です。
ぎたには バッヂも「先生」も 要りません
 バッヂの力や先生という呼びかけにふんぞり返る議員たちが
 逆に議場では議長や市長に一礼します。みんな市民の代表のはず。
 権威に屈せず、登壇の時にも私は議長に一礼はしません。
じしらず 市議会野球にグリーン車
 予算削減や議員資質の向上を口にして議員定数を減らす主張をした議員たちが
 多額の税金を費やして市議会野球や海外研修、グリーン車使用に固執しています。
 「市民の立場で議会を改革する」私の主張は、この一点です。
いるいに 禍根をのこす ダイオキシン
 ダイオキシン問題は、私たちの世代にとどまる問題ではありません。
 市民から出された2つの請願を京田辺市議会は葬り去りました。
 葬り去ったのは、市民の安全と子や孫の未来であることを知るべきです。


 今年はいよいよ初めての市議選(前回は町議選)を迎えます。

 何か、通知簿をいただくような気分です。しかし、もうすでに選挙は始まっているようです。他人事ではありません。組織政党に属さない私は、またふりだしからがんばらなければならないわけです。

「次田さんは大丈夫よ!!」という作戦にのらないでください。とにかく力一杯がんばります。

 この4年間に市民と議会と市役所の間それぞれに、大きな価値観のズレを感じたことが多々ありました。「なぜこれくらいのことを役所は早くやらないのか?」と思ったり、「議会の常識は社会の非常識」とつくづく思うこともしばしば。 

 暮れの12月議会では、ダイオキシン対策に関する2件の請願が保守系議員の反対で否決となりました。残念というより、悔しい思いです。
 昨年の研修の時に埼玉県所沢市議よりダイオキシン条例の必要性を教えられました。一人では、条例を発議できないので残念ですが、一人でも多くの議員がダイオキシンや環境ホルモンの危険性を認識し、党派の狭い了見にとらわれず条例化に努力するべきです。

「子どもたちが環境ホルモンに汚染されることなく安全に生まれてくる未来をつくるため、私たちは長い闘いを始めなければならない。」(奪われし未来・翔泳社より)

次田のり子の12月議会一般質問より


( 次田 ) 祝園弾薬庫の協力金を返上し、返還を要求すること。
 新ガイドラインにより、主体性なく日米両軍に協力を求められることは地方分権にも反するし危険ではないか。
(吉田助役) 新ガイドラインを巡る国会論議を見て判断していきたい。
市長 国の安全保障に関する事柄は国の責任において検討されるべきもの。
 市長会などからも具体的な協力内容について質問している。
( 次田 ) 不登校は目に見えるシグナル。シグナルを出さない子どもたちへのきめ細やかな対応も必要ではないか。
 市内に学級崩壊といった事態は発生していないのか。また、いじめや体罰の報告を一方の当事者である学校に任せず、教育オンブズパーソンといった機関を設けるとよいと思う。
(教育長) 学級崩壊といった事態はない。
( 次田 ) 遺伝子組み換え食品が給食の材料に使われないように、きちんと業者を吟味するべきではないか。
(教育長) 今後とも継続して情報を集める。
( 次田 ) 甘南備園の焼却灰貯留庫のシャッターがまだ付けられていない。
 20月中に付けるという9月議会の答弁に反するのでは。
(松村助役) ストックヤード前に配管が多く整地作業に遅れ。年内には完成。
( 次田 ) 市の管理職や職員自体がゴミ分別の意義を理解していないと思える言動がある。
(経済部長) 今後、チラシなどでわかりやすく説明していく。
( 次田 ) 厚生省が甘いながらも土壌汚染の基準値を発表した。甘南備園周辺の土壌調査の早急な実施を。
(松村助役) 1999年度に実施していく。
( 次田 )ゴミは焼却という発想を転換し、脱焼却の視点から甘南備園の改修を考えるべきではないか。
(松村助役) リサイクルの徹底で焼却量を減らす努力をしている。
( 次田 )宇治市のように女性問題アドバイザーを嘱託として置き、総合的に女性問題の解決を図ってほしい。
(福祉部長) 町の規模から考えるとアドバイザーの配置は難しい。
( 次田 ) 東京中野区の福祉オンブズマン制度を視察した。
 在宅福祉サービスの利用上の不服申立などに有効な機関である。設置の検討を。
(吉田助役) それぞれの担当課に苦情処理に関する心がけを指導していく。
 オンブズパーソン制度設置には法的な整備が必要だと考える。
( 次田 ) 宇治市や城陽市、枚方市などの近隣市にならって配食サービスを行政の責任で充実させるべき。
(吉田助役) 社会福祉協議会とともに検討していく。

住民監査請求・不当にも棄却!
 枚方市の旧汚泥汚泥処分場からの有害物質の流出の疑いについて、京田辺市内の河川の水質検査を京田辺市が行うのではなく、枚方市にその費用を負担させるべきだとの主張から、私を含め7名の市民が監査請求を行いました。

監査委員会は、京田辺市の水源付近に汚染物質を留置し続けている枚方市の行政責任や、汚泥処分場に関する協定を無視して枚方市に対する監視責任を怠った京田辺市の責任を一切問わず、100万円を超える水質検査費用の支出は妥当であるとの監査結果を回答しました。

隣の家のたき火が原因で洗濯物にススがついても、クリーニング代を請求するどころか抗議もせず、「そんなんおかしい。」と子どもが文句を言うと、「それほど汚れてなかったじゃない。」と言っているようなものです。

納税者である市民の感覚ではとても理解できません。他人の税金を使って事なかれ主義を通す市役所。その行為を追認する監査委員。「こんなんやったら、監査委員なんていなくてもいい。監査委員に払う報酬がもったいないだけや。」というのが率直な感想です。


市民からのダイオキシンについての2つの意見書を否決

 京田辺市議会は、市民から提出されたダイオキシンに関する2つの請願を否決しました。

1つは、9月議会から継続審議となっていた請願で甘南備園の排煙中のダイオキシン値を0.1ナノグラムに抑えてほしい というものです。

 もう1つは、枚方市民から出され た請願で、甘南備園の排煙や土壌の ダイオキシン対策をきちんとし、現 在の汚染数値についての測定をして ほしいというものです。

市境を越えて煙や水は移動するも のですから、京田辺市民に限らず、 甘南備園周辺の全ての住民に不安を 抱かせない措置を京田辺市にとらせ るのは当然です。

 議員がチェック機能としての自ら の役割を自覚しているのなら、社会 問題なっているダイオキシンについ て、厳しい対応を市に求めるのは当 然のことだと思います。

市役所の税金の ムダづかいを 追認するだけの 監査委員は、 二重の意味での 税金のムダづかいッ!!

市民の立場から見た各議員の姿勢

議員名

会 派

海外研修

議会野球

ダイオキシン請願

一般質問回数

次田のり子

無所属

不参加

不参加

15

小田孝信

無所属

不参加

不参加

13

中川 進

一新会

参加

参加

×

小林 弘

一新会

参加

参加

×

市田富雄

一新会

不参加

参加

×

中村三和

一新会

不参加

参加

×

羽原 豊

一新会

参加

参加

×

15

井上 公

新風会

参加

参加

×

上田 登

新風会

参加

参加

×

辻 健二

新風会

私費参加

参加

古川義和

新風会

参加

参加

×

井上 薫

共産党

不参加

参加

14

塩貝建夫

共産党

不参加

参加

14

中西 稔

共産党

不参加

参加

15

水野恭子

共産党

不参加

不参加

14

橘 雄介

21市民

不参加

参加

15

小西源吾

21市民

不参加

不参加

小林正路

21市民

不参加

不参加

15

西川豊蔵

公明

参加

参加

×

12

畑 俊宏

公明

参加

参加

×

12

上田政一

市民クラブ

不参加

不参加

×

松本耕治

市民クラブ

参加

参加

×

13

一般質問は全部の議会ですれば15回となる。
辻議長は私費で観光中心の参加。同行の職員の労力を利用している。公私混同も甚だしい。
羽原議員は、ダイオキシン請願に主旨採択の修正動議を出しながらその案に反対。
あまりに無節操な対応に「あんたは保守系のロボットか?」とのヤジすら飛んだ。
赤字は、市民として許せない対応。



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