No22

枚方市の公害下水汚泥撤去請願

      

1600名の署名提出!継続審議に!

 2月に約1ヶ月間集めていました京田辺市長(枚方市第二清掃工場建設反対と旧汚泥処分地の汚泥と覆土の撤去を枚方市に強く求める要望)と京田辺市議会議長(枚方市の旧汚泥処分地の汚泥と覆土の撤去を枚方市に強く求める請願)に対する署名活動にご協力ありがとうございました。どちらの署名もそれぞれ約1500名を超える数に上りました。組織を持たない運動として、これだけ短期間で多くの署名が集まったのは画期的なことでもあり、京田辺市と枚方市の行政や議会に対して十分な意思表示となったと確信しています。しかし久村京田辺市長は私たちとの面会を避け、助役に対応させるにとどまりました。また中川議長は誠実に市民に対応してくれましたが、請願は継続審議となっています。さらに市民の声を強めることが大事だと思います。

枚方市の安全対策委員会は既に2回開催されています。4人のメンバーの一人で私たちが講師として招いたこともある環境監視研究所の中地重晴先生は「旧汚泥処分地の京田辺市側を調査する必要がある」「下水汚泥とは考えられないビニールの切れ端状の物がサンプルに含まれている」などと、傍聴する京田辺市民には衝撃的な発言をされていました。

 4月17日に第3回目の委員会が開かれます。その結果を注目してください。


次田のり子3月議会一般質問の概要

 

日の丸・君が代の強制をやめよ!

次田 「国旗・国歌法」は日の丸を国旗、君が代を国歌と定めているだけ。行政や教委は法が出来た今だからこそ、この旗や歌を強制されたくないと思う人の心情への配慮をすべきだ。さらに日の丸・君が代のもとに自由や主権、生命すら奪われていったアジアの人々に対してはさらに慎重な対応が必要なのではないか。市長や教育長の具体的な考えを示すべきだ。

市長 国に国旗、国歌があるのは当たり前。私の考えで法制化以前であったが市制施行の時に国旗掲揚をした。

(めったに、府や国に先立っては何もしない久村市長。就任後、唯一とも言える大英断?では。)

教育長 指導要領に従って入学・卒業式に導入しているが、児童・生徒の内心にまで立ち入って制約するものではない。

(大住中学の入学式では「前奏に続いて斉唱してください」と言った。斉唱しない自由、起立しない自由には触れていなかった。答弁とは違う対応だ)

 

介護サービスのチェック体制を!

次田 介護保険が始まるが第三者評価体制を作るべきだ。評価基準を市で作ってサービスの質の向上を目指すべきだ。

福祉部長 調整機関を作って業者を指導する。

 

枚方市の公害問題に強い姿勢を!

次田 枚方市は京田辺市との境にPCB、ヒ素、カドミウム、高濃度のアルカリなどが検出されている汚泥を放置している。京田辺市独自でも安全対策委員会を作るなどして、強い姿勢で撤去を要求して欲しい。

助役 枚方市も安全対策委員会を設置して対策を検討している。撤去が原則だと考えるが、京田辺市にいかなる影響もないと考えられる対策がなされれば考える。

(なぜ、まだ安全かどうかの判断も出ていない、というよりは委員会の中で京田辺市付近の汚泥が危ないという意見が出ている時に早々とこんなに物わかりの良い見解を示すのでしょうね。)

次田 枚方市の新ゴミ焼却場(第二清掃工場)建設計画は着々と進んでいる。昨年末の説明会も京田辺市主催であるのに枚方市職員が司会して思い通りに進めていた。枚方市長は10年でゴミを半減させることを公約しているが、この様な巨大な焼却場の新設と矛盾しないのか。北河内7市合併論が現実味を帯びてきている。新焼却場建設には枚方市以外の北河内のゴミを燃やす意図がありありとしている。

助役 枚方市に対して公害などをおさえるように最大限の努力を求めていく。

(枚方市の言うこと、何でもうのみの京田辺市。まだ「安全」とは決まっていないのに、もし「安全」だったら撤去しなくていいなんて、そんなこと、絶対ダメ!)

 

ジェンダーフリーの教育を!

次田 京田辺市においても女性政策の管轄が福祉部から市長公室政策推進課に変わった。同和対策室や児童福祉かと連携して女性が元気に輝けるまちづくりをしてほしい。教育現場でも具体的にジェンダーフリーを実現する取り組みを推進してほしい。例えば制服一つでも男子はズボン、女子はスカートしか選べない。女性でもズボンをはくのが当たり前なのだからこういった点からも見直しの論議を。また男子は「君」、女子は「さん」付けになってはいないか。

 女性団体「かがやきネットワーク」の政治色が強すぎるという意見も聞く。催し案内が以前、共産党の『赤旗』に折り込まれたこともある。女性にも多様な考え方があるのだから女性団体がどんどん増えていくような取り組みも必要ではないのか。

教育長 1999(H11)年度から男女混合名簿を導入している。様々な教科領域で男女平等意識を育てている。

(男女混合名簿も口が酸っぱくなるまで何度も質問してやっと導入。しかも混合で並んで入場、男女別で座るという卒業式もあった。これでは、意味がない!)

 


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