編集後記

 

 

 

 

□30号より

「法というのは人間の最低限の決まりであり、人間ならそれ以上のことをしなければならない」と、法の世界で長年生きてこられた方の重い言葉。私たちの感性や想像力を育てる努力をしなければならないのではないか。

「テロや不審船のことをどう考えているのか」と「有事法制に反対し、慎重審議を求める請願」の紹介議員の私に厳しい質問がむけれた。「原因がはっきりしていないのに煽ることこそおかしい」と答えたが、「北朝鮮が攻めてくるかもしれない」とか、挙げ句の果てに「のんびり暮らしている次田議員にはわかっていない」と来る。公明党は「今の自衛隊法でも十分だがもっときちんと整備するための有事法」と言う。とんでもない。自衛隊法で戦争されたらそれこそたまらない。私たちの街の論議はこんなレベル。こんな所に米軍への自治体協力を求められたらどういう状況になるのかは言うまでもない。審議した委員は共産党も含めて市長に全く意見を求めず。私から見るとまるでかばっているようにすら見えた。

住基ネットは大変不安。自分の番号変更は自由に出来る。こういった対抗手段も一考の価値あり。

 

□27号より

参議院選挙では、野党が軒並み落選した。小泉総理の言う「改革」の中身もわからないままに自民党に流れた「無党派層」とはこんなものだったのか。憲法問題が焦点だったと思うが、いつの間に日本人は考えることをしなくなってしまったのだろうか。「団塊の世代の皆さん、学生運動をしていた皆さん、今こそ政治に戻ろう!」と、私は呼びかけたい。

情報公開をすることの意味は行政を透明にし、市民のため一層の活性化を図るためのものです。その意味が理解できない人たちには、時には荒療治も必要かも知れません。市消防並びに消防団は重傷です。いえいえ、監査委員もたいしたものです。市長の決断が必要ですがはっきりしません。公費をビールの泡にすることに、名誉も権威もありません。ただのたかりです!


□26号より

卒業式・入学式のころ私は毎年「日の丸・君が代、来賓不起立宣言」を全国の仲間に呼びかけている。ところが、東京都品川区の教育長は「起立しない来賓は招待しない」と発言した。とんでもない!教育現場に、政治を持ち込んではならない。思想信条の自由が守られるよう、がんばるしかない。

市消防団のワイセツホームページ、絶対許してはならない。責任者の市に男女共同参画を語る資格があるのか。女性が差別され性の対象として抑圧されてきた歴史をどのように考えているのだろう。もっと本気になってほしい。本当に男女平等を実現するために、真剣に取り組んでほしいのだ。このままでは、援交議員にハレンチ消防団・・・・。まるで町ぐるみと思われても仕方ない。


□25号より

12月議会はさんざんでした。

一般質問に時間制限試行することを質問通告してから知らされ、そのため8分間オーバー。すると、「ルールを守らんかい」とヤジがとんだ。見ると援助交際の南氏だ。思わず私はブチッ!「あなたに言われることはない。有罪判決受けてるやないの」と、応戦。井上薫副議長は、発言妨害の南氏には何の注意もしないだけでなく、妨害された私には、発言をまとめるように注意をした。おかしい。

祇園さんに初詣に行った。人がいっぱい。デパートでは、結構いい値段の福袋が飛ぶように売れていた。見ないで買う事の判断基準は、何でしょうか。私は中身を見ないと不安で変えない小市民。

 


□24号より

今夏は記録的に暑かった。三宅島の噴火や、西伯町の地震と自然の恐ろしさを見せつけられる。多くの方たちの不安が今も続く。95年の阪神淡路大震災を忘れた人はいないが、防災や災害への対応準備などの切実さは薄れているかもしれない。他人事ではない。また、京都府知事は先日の府議会で、高浜原発の防災訓練を福井県との県境を越え実施することを表明した。自然災害を始め公害などは府県境などはお構いなし。それに対する対応こそ広域化するべきだ。

議会の不祥事。後始末が難しい。なぜなら、議長、副議長とも責任を取ろうとしないからだ。身の保身は辞職勧告(を受けている)議員たちだけでないということだろう。抗議行動にも乗り遅れた共産党の私への攻撃に、市民からの励ましの声をいただく。私は大丈夫です。

     


□23号より

「17歳の犯罪」が、社会をおののかせている。日本は、教育のくるいを、戦前、戦後を通し何も修正してこなかった。それが今、大きなひずみとなってしまったのではないか。「子ども」や「教育」が日本社会で本当に大切にされてきたのか、本気で考えなければならない。またかと言わず「人権教育」をしっかりしてほしい。

99年の国会で「周辺事態法」「国旗、国歌法」「盗聴法」などが通ってしまい、日本は、戦争をしてはいけない国、からしてもいい国に変わった。あとは、日本の平和憲法をしっかり守っていくことしか未来はない。今の憲法で不都合は全くない。どうしても変えなければならない理由が見あたらない。どさくさに、少年法とごっちゃに論議するのは間違いだ。

     (この後記は、紙面スペースの加減でインターネット版のみに掲載しています。)


□22号より

ホームページを開いている。その中のNORIKOの週刊日誌を書くのだが、書いている自分自身おもしろい。書かれたことで腹を立てている人もいると思うが、本音を出すことが快い。もちろんしゃべっている方も本音ばかりだが・・・・・。

キーを打ちながら頭の整理や確認にもなる。ただパソコンの世界だけに浸りきるのはやめた方がいい。

 


□21号より

お元気ですか。

昨年は大変なことが次々と起こり、その対応に追われる毎日でした。

周辺事態法、国旗・国歌法、盗聴法などの悪法は、自自公連立政権下、十分な審議もされず通過し、私たち一人一人の生活までをも方向づけるかの様相を見せています。

今年は、憲法改悪に向け大きく踏み出されるであろう状況の上、改めて、決して一歩も引いてはならない決心です。怒るべき時には思いの限り怒りの声を上げましょう。

正直、私の息子たちを含めて、次世代の子どもたちに悲惨な思いをさせたくないと言う気持ちが原動力となっています。子どもたちのためになら、力を出し切れるという思いは、皆同じではないでしょうか。

最後になりましたが、議会便りを配っていただいたり、貴重なご意見をくださったりと、ささえていただいたみなさん。

ありがとうございます!

そして、今年もご支援をよろしくお願いします!


                                                                            次田のり子

 

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