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男女対等 条例化だー市民団体 旗揚げ 実現へ21日初集会 朝日新聞・京都版 2000年10月13日 |
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男女の対等な社会参画を明文化した条例の制定を目指す市民団体が京田辺市で発足した。埼玉県など複数の自治体では、すでにこの種の条例が施行されているが、府内では初めての試みになる。行政の政策決定過程への平等な参加やセクハラ防止規定などを盛り込んだ条例の導入が目標だ。21日に南区で最初の集会を開く。今後は、市民による請願活動や議員への働きかけを強めていくつもりだ。 発足したのは「京都に男女平等条例をつくる会」。代表を務める京田辺市議の次田典子さんらが今夏から準備してきた。 府女性政策課や同会によると、男女共同参画社会基本法が制定された昨年6月以後、東京、埼玉、山口の3都県ではすでに条例がつくられている。三重県でも近く制定される見込みという。 今年4月から施行された埼玉県男女共同参画推進条例では、男女間に「格差」が生じている場合、県に是正義務があることを明記している。審議委員の任命でも積極的に男女格差をなくすようにすることも盛り込まれた。 次田市議らは、埼玉県などの条例の内容を踏まえつつ、地域の事情に即した条例づくりを目指す。 21日の集会は午後6時半から南区の京都テルサで開く。京都精華大の藤枝澪子教授が「男女共同参画社会基本法の課題」をテーマに講演し、参加者が今後の活動の進め方を話し合う。資料代千円。問い合わせは次田市議0774・63・7522)へ。
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