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建設補助金の支出を可決 京田辺市６月議会−三山木の池埋め立ての特養施設計画 洛南タイムス ２０００年７月４日 |
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京田辺市６月議会は３日、三山木西ノ河原にけいかくされる介護老人施設について、市がこれまでの方針を一転し補助金を支出するため、９７年に社会福祉法人設立予定者と交わした和解内容の変更と、それに伴う補助金１億５千万円の補正予算案を賛成多数で原案通り可決した。 この施設（来年度前半に完成予定）は、市有の農業用溜め池を埋め立てた土地に建設が予定されているが、法人設立予定者が９６年に市の承認を得る前に一部で埋め立てに着手したことから、市議会の議決を経て９７年２月に「施設建設以外に転用しない」「施設建設に際して市に一切の補助を請求しない」などとする和解が成立していた。 今年３月に策定した市高齢者保健福祉計画では、今後５年以内に現在の高齢福祉施設に加えてもう１カ所必要になるとしたほか、現在、国・府への補助金申請や法人設立認可の事前協議なども進んでいることから、市もこれまでの方針を一転して補助金支出にまつわる和解申立と補正予算案を定例会に追加提案した。 本会議の反対討論では、次田典子議員（無所属）が「和解内容を変えるならその前提となった池の埋め立て問題をもう一度問うべき。市の補助金がなければどの程度運営が苦しくなるなるのかという試算がなく、補助金１億５千万円の根拠が不明」。（略） 採決では、次田議員、２１市民の会の橘・小西議員の３人を除いた１６人の賛成で和解申立と補助金の補正予算案は原案通り可決した。 |
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