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「汚泥撤去が原則・・・」－全会一致で枚方汚泥対策決議

洛南タイムス　２０００年７月４日　

　京田辺市議会は３日に開いた６月定例議会本会議で、市境付近にある枚方市の旧汚泥処分場＝同市尊延寺＝の汚染問題について、枚方市に対策を求める議員提出の決議案を全会一致で可決した。

　汚泥処分場（約７万６千平方㍍）は、京田辺市を流れる手原川の源流にあるが、埋設された汚泥や覆土からヒ素やＰＣＢなどの有害物質が検出されており、現在枚方市側が専門家らによる安全対策委員会を設置して善後策を検討中。

　また京田辺市民側から提出された汚泥の撤去を枚方市に求める請願は市議会で趣旨採択となっていた。

　決議では「有害物質が検出された以上、枚方市に置いて撤去されるが原則であり、本市にいかなる影響も与えない対応策が示されるものと考えている。市民も撤去を強く要求しており、早急に納得できる対策が講じられることを求める」としている。