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京田辺市議会 辞職勧告受けた議員出席

反発し会議中断

                          朝日新聞  2000年9月12日

 

 京田辺市の9月定例議会が11日、開会し、7月に辞職勧告決議をうけた橘雄介議員が出席したことに反発した議員7人が退席し、2時間15分にわたって会議が中断する騒ぎがあった。退出した議員らは「出席は、勧告を真摯に受け止めていない証拠」と橘議員を批判。橘議員は「出席に異論があるなら、議場で討論して欲しい」と退席に反発している。

 橘議員は6月定例議会の会期中、廊下で議会事務局職員と口論になったうえ、職員をひざでけり、3週間のけがをさせた。このため7月の臨時議会で、橘議員への辞職勧告決議が可決された。

 11日には、議会開会直後に自民党、公明党の議員ら7人が退席。中川進議長は「議会進行を進める上で異常」として、休憩を宣言した。休憩中、各会派代表や退出者が話し合い、午後4時、5人が退出したまま再開された。

 中川議長は「このようなことが続けば迷惑だ。早く勧告通り辞職して欲しい」と述べた。退席した次田典子市議=無所属=は「退席という手段は最良ではないが、橘議員にぜひとも抗議する必要があった」と話している。

 議会では、市が一般会計補正予算など13議案を提案した。

 

 


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