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固定資産税取り損ね 京田辺市が37件

府の評価遅れで

                       朝日新聞  2001年4月28日

 

 京田辺市は27日、不動産評価額の算定を依頼した府の作業の遅れで、市が徴収しなければならない37物件の固定資産税が徴収できなくなっていることを明らかにした。徴収不能は相当な額に上っているとみられるが、府田辺振興局は「市が本来取り組むべき問題。納税者に迷惑をかけたのは申し訳ない」としている。

 市議会総務委員に市が報告した。

 市の説明では、市が徴収する固定資産税と風情の不動産取得税はともに不動産評価額を元に算定。床面積が500平方b以上ある非木造家屋の評価額については、これまで原則として同振興局に算定してもらっていたという。しかし、府の算定作業は大幅に遅れており26日現在、未算定物件は、98年に同市内で建てられた建築物のうち10件、01年度から徴収が始まる00年建設の建物では21件中18件が未算定という。

 税の徴収に不公平が生じていることなどについて同市の平林正志助役は「府の算定を待って臨時徴収していく。市としても独自に算定できる体制をつくりたい」。同振興局の門川雄作・地域振興部長は「市と協議して、出来るだけ早期に評価額を算定できるようにしたい」と話している。

 


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