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「新顔・女性に期待票」統一地方選 後半を顧みて

府内を三週間余にわたって選挙一色に彩った統一選は、二十五日投開票の九首長選と二十市町村議選(補 選含む)で幕を閉じた。。京田辺市議選で二十代の新顔候補が二位以下を大きく引き離してトッブ当選を果たしたほか、女性議員が前回に比べて約二割も数を増やすなど地方政治の刷新を求め る有権者の「期待票」を集める結果となった。一方、首長選は現職や現職を後継する新顔がすべて勝利をお さめ、「現職の強み』を見せつけた。                       .

朝日新聞 1999年4月27日

京田辺市議選(定数二 一)は五十、六十歳代の候 補者が多くを占めるなか、 二十六歳の民主新顔上村崇 さんが一位で初議席を得た。

大量得票の理由に、自ら の「若さ」を挙げる。選挙 運動中はスーツにスニーカ ー姿。ジャージーに着替え ることもあり、町を走って 若さをアピールした。事務 所に中学の同級生らがボラ ンティアで駆けつけ、若年 層の支持も多かった。 

既成政党に頼らない「市 民派議員」の躍進も目立っ た。京田辺市議選では、全国 の無党派議員がつくる団体 「虹と緑の500人リス ト」の現職次田典子さん が四位で当選を決め た『議会で環境問題を取り 上げるなど「市民派』とし て活躍してきた。「女性の 反応が良かった。『あなた に決めた』と、街頭ではっ きりと意思表示してくれ た。市民の感覚も変わって きた」と受け止める。 

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